【レオンについて#3】急展開

急展開すぎる。
2024/12/27に病院行って慢性的な気管支炎と診断されたものの、ほとんど飲まず食わずになってしまい処方されたお薬も飲めず、薬が効いている様子も見受けられませんでした。
12/30も病院に行き、吐き気止めと消炎鎮痛剤を注射、脱水があるので皮下点滴、ネブライザー吸引をしてもらい帰宅。
レオンが帰宅し、そのあとに私が外出から帰宅。それからずっと一緒にいましたが、口をうっすら開けて苦しそうに呼吸したり落ち着いたりしてました。

ただ、口を大きく開ける開口呼吸を2回していて、12/31の0時ぐらいに3回目の開口呼吸。
今まで見てきた中で一番激しく開口呼吸からの嘔吐、息苦しそうにしていたので、かかりつけ病院の営業開始を待てず夜間救急に駆け込むことにしました。
最悪なんですけど、病院で見せるかも、と思って開口呼吸の動画撮影しました。
私はこれ名前入れて保存しなおすために見返すのも、リンク貼るのもめちゃくちゃしんどいし辛いんですけど、猫の開口呼吸がどんなもんか知りたい人はリンク貼るので数秒ですけど見てください。

レオンの開口呼吸
でも視聴は自己責任でお願いします。
別にグロくないしやばい映像ではもちろん無いけど、私はやっぱり見返すのしんどいし、
だからこそよその猫ちゃんの開口呼吸とかもう見れないです。
こんなんトラウマになる。

ちなみにかかりつけ病院も夜間救急やってるので電話してみたんですが、酸素室が他の入院してる子たちでいっぱいなので万が一の場合対応できない、と言われました。
かかりつけ病院の他に酸素室のある夜間救急やってる動物病院を教えてもらい、事前に夜間救急へ電話で状況説明の上車で行きました。

お恥ずかしい話ですが、レオンの開口呼吸からの嘔吐の時、見てられなくて号泣してしまいました。
泣いてる場合では無いんだけど、あまりにもショックすぎて「どうしよう」と「どうしようもない」で頭が真っ白になってしまいました。
無理でしょこんなの。
私が慌てふためいて号泣してたので、夫は冷静になり(冷静になるしか無い)、色々やってくれました。

夜間救急に飛び込んで、看護師さんにまず見てもらい、やはり呼吸が荒いということで先にレオンだけ診察室へ。
必要があれば血液検査をします、とのことでした。
救急って年末も年始もないんだな…大変なお仕事だけど、私たちにとって大変ありがたい環境でした。
他にも夜間救急に訪れている人たちが4〜5組いたので、順番待ちです。
私は問診票書いて、車を駐車場に停めてきてくれた夫と一緒に待ちました。

午前1時に夜間救急到着して、結局診察室に呼ばれたのは午前3時近くでした。
レントゲン撮影の結果、肺に水が少し溜まっているようで、肺水腫ではないかと言われました。
肺の状態が悪いのと、どうやら心臓も悪そうだ、ということです。

以下夜間救急で言われた内容を箇条書きにします。
・頭を上にしてレントゲンを撮った時に写る心臓が逆三角型に見える
(肥大型心筋症のおそれがある)
・状況を見た限りでは、ただの気管支炎だけではなさそう
(そもそも気管支炎だったら肺に水は溜まらないらしい。)
・心臓が悪く、そこから肺に悪影響を及ぼしているのではないか?
・尻尾の付け根で動脈血酸素飽和度を測ると100%の数値、つまり酸素が足りてないわけではない。
・おしっこも溜まってるようだけど、排尿困難なほどでない
・腎結石もちょっとあるかも?
・消化器の異常はない

ひとまず今は呼吸も落ち着いてるので、吐き気止めと肺に溜まった水を抜くための少なめの利尿剤を注射してもらいました。
今まではずっと気管支炎だと思ってめちゃくちゃ加湿器焚いてたけどどうなんですか、と聞いたら加湿しすぎも、室温を上げすぎるのも良くないと言われました。

ここで加湿器バカみたいに焚いてて、むしろレオンを苦しめてたのかも?と思うと本当に自己嫌悪です。
いやでもさあ、かかりつけ行ってチロの主治医に言われたら「そっか〜」ってなるじゃないですか。
「確かに冬は乾燥するもんね」って。は〜〜〜…本当に愚かだったな。

朝になったら絶対にかかりつけ病院に行くように言われました。
チロがお世話になってたかかりつけ病院は年末年始お休みなので、姉妹院に行くことにしました。
前述しているかかりつけ病院の夜間救急もその姉妹院になります。
その姉妹院は年末年始も夜間救急もやっているので、一度家に帰ってベッドではなくレオンが寝るソファの横に布団敷いて寝ることにしました。

チロの最初の脳腫瘍の時は布団1枚で体バキバキだったのでマットレスも敷くことを覚えました。
またあの猫の物音ひとつで飛び起きる生活か…と正直思ったけど、でももう2回もそれやったんだから、今回も大丈夫だなとも思いました。

姉妹院は朝9時に通常営業開始なので、朝一番に電話予約すべくさっさと寝て頑張って起きます。

今回のお会計 39,229円 詳細は下記

診療明細数量単価金額
初診11,7001,700
夜間診察 非会員18,3008,300
超音波検査 基本料13,2103,210
超音波検査 その他(局所)11,6101,610
X線検査 基本料14,8004,800
1撮影41,6106,440
CDデータ作成料12,0002,000
酸素飽和度測定11,6101,610
注射薬13,6603,660
(皮下注射(50mL以下)21,0602,120)
(セレシア注 1mL1990990)
(ラシックス注20mg2mL1A1550550)
夜間検査処置料12,3332,333
小計35,663
10%外税3,566
合計39,229円

バカみたいに部屋を加湿してくれた強い加湿器たち。
毎年冬にはお世話になってます。

【レオンについて#2】食べない

チロの2回目の脳腫瘍の時に、とにかく美味しいペースト状のフードを食べさせることを学びました。
なので今回もどっさり買い込んでます。

手元にあるやつざっと集めるとこんな感じです。
全部食べたのも、一口なめてもういらない、になったのもあります。
余ったやつもチロが全然食べなかったりして、もったいないけど廃棄になったフードもあります。
一応食いつきの良かったのは、MiawMiawのクリーミーシリーズの和牛風味モンプチのNATURAL KISS まぐろ入りまぐろゼリーでした。
でもなんでもいいんです、食べてさえくれれば。

気管支炎のせいなのか、息苦しそうでした。
うっすら口が開いた状態で呼吸していて、猫の口呼吸ってやばいのでは…?と更に不安になりつつ日々を過ごします。


私が日中出かける用事があったので、夫に様子をみてもらっていたところ、でっかいうんちをしていたそうです。
そんなでっかいの出るほど食べてないんだけど、もしかして体の中軽くして旅立つ準備とかしてない?まさかね?やめてよ?と思いながら、用事を早めに切り上げて帰宅しました。
帰宅してからカルカンのパテをスプーン1杯分レンジで温めて与えても食べませんでした。
代わりに、水道から出る一番あったかいお湯をあげるとガブガブ飲みました。

食べる気力を完全に失ってる感じがしたので、ムース状のフードをシリンジで与えることにしました。
いわゆる強制給餌です。
レオンは過去に歯周病で横の歯を抜歯しているので、シリンジがめちゃくちゃ入れやすかったです。
チロの時は歯を食いしばってなかなかシリンジを口の中に入れてくれなかったので…
レオンは口の中にシリンジ入れて、ムースを少しずつ入れてあげると飲み込みました。やっと食べた!と思ったけど、トータル2〜3mlぐらいしか飲んでないので大した栄養にはなっていません。
食べないよりマシだと思ってレオンが要らないというまであげました。

こちらが気にかけてレオンに話しかけたり撫でたりするとゴロゴロいいます。
でもそのゴロゴロいうことで呼吸が荒くなり、また苦しそうになっています。
もう構わない方がいいのかもしれない、と思い目を合わせないよう、触らないようにしました。
人間のメンタルがやられますわ、こんなの。

ちなみに私が外出中にまた動物病院に行ってもらっていました。
体重は3.85kg、消炎鎮痛剤を注射し、またネブライザーでお薬を吸引させてもらったそうです。
また、脱水の症状もあったので皮下点滴を100mlしてもらっています。
今回の体調不良とは関係ないかもしれないけど、このタイミングで急にレオンが呼びかけに反応しなくなりました。
もしかして加齢による難聴?と思い、それも先生に聞いてもらったところ、確かに聞こえてない音があるようだ、とのことで、完全に聞こえなくなったわけではないようです。
ウェットフードや飲み水から水分が摂れていない時用に皮下点滴のセットをもらいました。
またしても皮下点滴生活が始まるのかもしれません。

今回のお会計 11,110円 詳細は下記

診療明細数量単価金額
再診1500500
ネブライジング・吸入処置13,0003,000
注射料 コンベニア14,0004,000
皮下点滴12,6002,600
小計10,100
外税1,010
合計11,110円
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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【レオンについて#1】体調不良

チロルの闘病記も書き終わらない内にまた新たな体調不良が起きてしまいました。
チロは最近手に入れた巣に篭りきりで、たまにホカホカになって出てきます。
レオンはソファに敷いた毛布の上でよく眠っていて、私が在宅ワークの時は仕事してるテーブルまで見にきて、構え構えと声をかけるぐらい元気でした。

家の廊下をレオンと一緒に歩いた時に、レオンが異様に痩せているな?と気付きました。

そういえば寝てばかりでごはん食べてないかも?よく顔を見ると、なんか顔つきが良くない?と思い、動物病院が年末年始の休みに入ってしまう前に急遽病院へ行くことにしました。
今度書こうと思っているのですが、レオンの右耳の痒みが8月ぐらいにあったので病院に行き、その時体重は4.2kgぐらいでした。
今回病院で体重を測ると、3.9kg。300g減っています。
どう考えても減り過ぎている。レオンの体格なら痩せても4〜5kgぐらいかなと思っていたので、不安になりました。

病院ではレントゲンを撮ってもらい、慢性的な気管支炎なのでは?という診断でした。
空気が乾燥していることで呼吸がし辛かったり、飲み込み辛かったりして食欲が落ちていた可能性があります。

確かに昔から鼻ピーピー言ってたりしたので、鼻詰まりひどい時あるのかな?と思ってたんですが、まさかの気管支炎…今までも病院で鼻詰まりの話はしていたのに、その時は気管支炎の可能性とか1度も出てこなかったので、正直「マジか…」の気持ちでいっぱいでした。
もっと早くわかっていれば、冬場の過ごし方も変わってきたのにな〜〜〜。
部屋が乾燥しないように、とか冬場はドライフードとウェットフードの割合考えたり、できたことがあったと思います。
レオンも今年16歳になり、立派なシニア猫です。
今までは若さとかで何とかなっていた不具合も、衰えてきたことで何ともならなくなってきたんだなあと痛感しています。

病院ではネブライザーで薬を吸引させてもらい、家では安静に、乾燥しないように気を付けるようにしています。
特に寝起きが乾燥するらしいので、朝ごはんにはリキッド状のフード(おやつ)をあげて喉や気管支をリセット、温タオルで顔を拭いて蒸気を取り込むことができるように、と言われました。
今レオンのいるソファの周りには加湿器が2台稼働しています。

今回以下のお薬を処方されました。
・ネオフィリン(気管支拡張剤)
・アンブロキソール(去痰剤)
1日2回、10日分です。

投薬して様子見て、良くならないようならまた診せにきてください、とのことでした。
リキッドやペースト・ムースタイプのフードにピルクラッシャーですりつぶした薬を混ぜてなんとか飲ませています。
食欲がとことんまで落ちてしまっているのか、普段なら喜んで走って食べにくるフードにも反応が今ひとつです。

今の所心配しかありませんが、状態を気にしながら様子をみるしかないようです。
人間としては本当に本当に心配しかない。
まさかレオンが全くごはんが食べられなくなるとは微塵も思ってませんでした。
チロの時もきつかったけど、レオンは更に精神的にきついかもしれない。
唯一良かったのは、人間も冬期休暇に入ったので付きっきりになれることぐらいですかね…これ長期休暇じゃない時期なら出社しないといけないので、今よりも気が気じゃなくて仕事辞めてるかもしれません。
この冬期休暇中にどうにか元気に戻ってもらいたい…。

今回のお会計 12,815円 詳細は以下

診療明細数量単価金額
再診1500500
エックス線検査医15,5005,500
ネブライジング・吸入処置13,0003,000
内服薬 気管支拡張剤1085850
内服薬 去痰剤101801,800
小計11,650
外税1,165
合計12,815
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【猫の通院#5】レオンの歯

朝から絶飲絶食のレオンを捕まえてケージに入れて動物病院まで車で行きました。
余談ですが、今回は前日からの絶食は不要とのことでした。
正直これはめちゃめちゃありがたかったです…空腹だと夜中に大声上げて起こしに来るので…。

病院に到着し体重をはかると大体いつも通りの5.8kgとかでした。
この日までのレオンの様子を伝え、そのまま入院になりました。
予定では入院したその日の休診の時間帯にクリーニングを行い、様子を見るということでした。
待合室で同意書の記入、コピーの受取、内金(10,000円)の支払いで終了。
何かあれば連絡をくれるということなので、そのまままっすぐ帰りました。

術後翌日は夫婦ともに仕事だったので、私が会社終わりにタクシーで迎えに行くことに。
最寄り駅のタクシー乗り場で乗ったタクシーの運転手さんに動物病院の名前を伝えると、場所を把握しているようで住所とか目印とか一切聞かれず連れて行ってくれました。
タクシーの運転手さんからは「動物病院行くのにケージ持ってないね、お迎えかな?」と言われたので動物病院に行く理由を言わなくとも推測してくれたので好感を持ちました。

病院は診察終了間近の時間だったせいか、待合室は結構混んでました。
呼ばれてレオンと抜歯した歯の受取はすぐ終わったんですが、支払いまでが長くて…しばらく待ってお会計も済ませて、病院からタクシーを呼んでもらって無事に帰宅しました。
レオンは点滴もしていたらしく、手首にテープの包帯(?)が巻いてありました。
1時間ぐらいしたら外していいよ、と先生から言われていたのでしばらく放っておいたのですが、レオン自身が嫌だったらしく、自分で半分ぐらい剥がしていたので全部取ってあげました。

抜歯した歯を見ると、ちゃんと歯の形が残っているもの、砕けてしまっているものとありました。
捨てるのもな~という感じなので今はちゃんと洗って取っておいています。
いつかの日が来たら一緒にお墓に入れます。覚えてれば、無くしてなければ。

記念撮影

口には小さい前歯と犬歯(というのか?)、奥歯も残っていますが側面の歯は無くなりました。
歯周病悪化して何か起きるより全然いいんですが、本当に歯がなくなってしまったことにちょっとショックを受けてしまい「歯、歯がない~~!!!かわいそう!!!」と言ったら私のその大声に驚いたらしく、レオンはびくっとして逃げ出してしまいました。すまん。

止血剤、粘膜保護剤、抗生剤の併せて3種類の薬を1日2回飲むように渡されています。
しかしこれがまた全然飲んでくれなくて、頑張って1日1回の状態です。
歯がないところに指突っ込んで無理やり口開けるのもかわいそうなので、すり潰して水に溶いてシリンジで飲ませるという毎日戦いでした。

診療費
再診 500円
スケーリング術前検査パック 12,000円
歯石除去・スケーリング(猫) 18,000円
内服薬 抗生剤 1,260円
内服薬 粘膜保護剤 560円
内服薬 止血剤 300円
消費税 4,462円
内金 -10,000円
合計 39,082円

歯がなくなっても食欲は変わらず、普通に食べてます。
今まではカリカリと噛んで食べていたようですが、側面の歯が無いので噛めないらしく、奥歯で噛むか飲み込んでいます。

クリーニングと抜歯でよくなったのは念願の口臭です。
前回も書きましたけど、めちゃめちゃ口が臭くて「ごはん食べた後だから臭い」とかじゃなくて基本的にずっと臭かったんですよね。
近くであくびされると、うわっ、クサ!となるぐらいには…。
抜歯後しばらくはわざわざ口のにおいを嗅ぎに行っても全然臭くありませんでした。
(今また臭い出したので、クリーニング行くか検討中…。)

ちなみにチロルはレオンと同じ食生活を送ってるのに全然歯石がついてません。
病院の先生に聞いてみたところ、完全に個体差によるものだそうです。

歯磨きしなきゃと思いつつ、未だに実行できていません。
みなさま、猫の歯磨きしてますか?
一先ずその場しのぎで歯磨き効果のあるというおやつを与えたりしていますが、嫌がらずに歯磨きできる方法を模索しています…。

側面の歯がない

【猫の通院#4】えっ、レオンの口、臭すぎ…?

前回までのチロの「なんとなく具合が悪い」のはすっかり良くなりました。
せっかくなので、過去(2020/5)にあったレオンの通院の記録も残す事にします。
チロルはもちろん、レオンも現在進行形で元気ですのでご安心ください。

お恥ずかしい話ですが、レオンもチロルも歯磨きが大嫌い、私もなあなあでやってこなかったため、我が家では猫の歯磨きはほとんどやったことがありません。
だからなのか、レオンもチロルもお口の臭いがちょっとアレ…なんというか…クッサいんです。
唇をめくって歯を見ると、レオンは歯石がびっしり。
一方チロルは全然歯石付いてなくて綺麗なもんでした。

ある時レオンが体調を崩したのか、急にばたっと横に倒れて口呼吸でよだれを垂らしていたそうです。
私は出社だったのですが、運良く夫が在宅勤務だったのでそれに気付き、かかりつけの病院へ連れて行ってくれました。

明確な原因などはわかりませんでしたが、皮下点滴してもらって様子を見てもらい帰ってきました。
挙げられる要因としては、急に暑くなったので熱中症もどきか、歯周病がだいぶ進行しているので痛くて倒れこんだのか、ということでした。
前述の通り、歯磨きを怠っていたため歯石が溜まり、歯周病が進行していたそうです。

夫とも相談し、病院で歯のクリーニングをお願いする事にしました。
しかしながら、先生からは「クリーニングしても歯石が取れない歯があるかも」や「劣化してしまってクリーニングに耐えられない歯があるかも」とのことでした。
このクリーニングで取れてしまうような歯であれば正直残っている必要もない、むしろ残ることで虫歯から菌が入ってしまって脳に移動する方が危険だということだったので、そういう歯は抜いてもらうことにしました。

歯のクリーニングには全身麻酔が伴うたま、当時12歳と少し高齢なこともあるので、一日入院となりました。
入院当日は朝から絶飲絶食、嫌がるレオンをとっ捕まえて病院に連れて行きます。

ちょうどアクビして歯が見えるレオン

【猫の通院#3】投薬と教訓

病院でもらった薬は、通院翌日から服用でした。
うちの猫はどちらも薬を飲むのが嫌い、かつ私たちの飲ませ方が下手なのでうまく飲ませることができません。
毎回投薬の度に追いかけ回して、口に突っ込んで吐き出されてを繰り返し、お互い大変な思いをしています。

そんな中、夫が良い投薬方法を編み出してくれました。
動画にまとめたので是非ご覧ください。

制作方法
1)中身がトロトロタイプのおやつ(我が家はドリーミーズ)と薬を用意します
2)カリカリを半分に割ります
3)割ったところに薬を詰めます
4)残り半分で蓋をします
5)カリカリが壊れない程度にギュッとして1つの形に戻します

これ、割る時と最後にギュッとするときの力加減が難しくて、私が作ろうとすると全て破壊してしまうので、我が家では夫が専門で作ってくれます。

形も匂いもおやつなのでチロも警戒せず食べてくれます。
流石に5日間やり続けたら飽きたのか、後半は食べるを渋り、追いかけ回して食べさせましたがちゃんと投薬期間を終えることができました。
結局今回のチロの体調不良の明確な原因はわかりませんでしたが、年寄り猫が寝すぎて脱水・知らない人の長時間の滞在によるストレスかなと思っています。

前回までの記事で、何人かの方からチロルについてご心配のお声をいただきましたが、今は食欲も戻り、元気に食べて寝て逃げて(逃げるな)ちゃんと排泄もして過ごしています。
ご心配いただきありがとうございました。

ちなみに、なんでダ●キンの人がクリーニングに来たのかというと、出の悪いボールペンに輪ゴムを引っ掛けて「ぶんぶんゴマ」のように振り回したら床とローテーブルにインクをぶちまけたからです。

床とテーブルに飛び散るインク

ボールペンのインク撒き散らしたの人生で初なんですが(撒き散らしたのは夫)、拭いてもインクが伸びるだけで全然落とせないんですよね…メラミンスポンジで擦ったりもしたんですが、床材が削れていくだけであんまり効果を感じられず、プロにお任せする事にしました。
ローテーブルは買い替えも検討しましたが、使ってるの私だけなので気にせずこのまま使っています。

教訓:ボールペンは振り回してはいけません

【猫の通院#2】いざ病院

病院に行く日です。
この日は具合が良さそうなら通院しなくていいかなと思っていましたが、前日から変わらずドライフードを食べず、猫トイレに排便もなし、顔つきも微妙だったのでやはり病院行くことにしました。
一応仕事があったので、午後早退しました。
関係ないけど、このご時世でリモートワークになってこういう時に動きやすくなったのがすごく助かりますね。
コロナは早く終息してほしいけど、リモートワークは今後も根付いてほしいところです。

病院行くにあたって、大変なのはチロをキャリーに入れることです。
行く直前にキャリーを出すと、レオンもチロも何かを勘づいてベッドの下とかに逃げ込まれてしまうので、朝からリビングにキャリーを出しておきます。


するとレオンが様子を見にきます。
レオンは行きませんよ。
気づかずに(人間の)ベッドで寝ているチロを捕まえて、にゃおにゃお文句を言われながらキャリーに詰め込みました。

エレベーターの鏡に映る怯えるチロ

移動はタクシーなので大丈夫だろうとは思いつつ、寒かったのでレンジでチンするタイプの湯たんぽと、もう使わなくなったバスタオルを詰め込みました。

事前に予約していたのでいつもの先生に診ていただきました。
体重は2.88kg、前回(2020年8月)が3.28kgだったので0.4kg減りました。
前回が1年以上前なのであまり参考にはならないけど、脱水で減ってしまったかもしれないと言われました。
触診をしてもらい、お腹の中の便がカサカサなのがわかるそうです。
口の中も見てもらい、口内炎など口中の異常はありませんでした。
少し脱水しているようなので、皮下点滴をしてもらいました。
そして、意味があるかは微妙だけど、と言われつつ血液検査をしてもらいました。
脱水のせいで注射針を刺しても血がうまく採れず、刺し直しになってしまいかわいそうでした。

血液検査の結果を待つ間に少し先生とお話をしました。
この時期の猫は寝てばかりいて飲み食いが疎かになるので脱水になりがちだそうです。
また、知らない人(ダ●キンの人がクリーニングに来た)が2時間滞在したことでストレスによる食欲不振かも知れないそうなので、しばらくはお皿からではなく手からあげてご機嫌をとった方が良いかも、とのことでした。

血液検査の結果が出ました。
特に大きな異常値はなく、脱水で少し数値が上がっている項目があるぐらいでした。
皮下点滴してお薬をもらい、1週間経っても改善されないようであれば再受診ということで様子を見る事になりました。

今回のお会計

診療費
再診療 500円
血液一般検査・CBC 1,500円
血液生化学検査 5,830円
電解質 1,000円
皮下点滴 2,100円
皮下注射 2,100
内服薬 粘膜保護剤(オメプラゾール) 400円
内服薬 胃運動調整剤・食欲増進剤(プリンペラン) 320円
消費税 1,375円
合計 15,125円

処方された薬は1日2回服用です。
我が家の猫ふたり揃って薬を飲むのが苦手すぎて、いつもお薬が出るとめちゃくちゃ苦労しています。
そんな中、夫が編み出した投薬方法を次回書きたいと思います。

帰り道のチロ