【続・猫の闘病#4】チロル、巣、手に入れたってよ

相変わらず食欲は戻らず、おやつのカリカリをメインに食べてなんとか生きていました。
前回の通院の時にもらった皮下点滴を1日1回40ml行うようになりましたが、なんか逆にこれがストレスになってるのでは?と思う時もしばしばありましたが、経口で水分摂る気が本猫にないので仕方ないですね。
排便は2〜3日に1回ぐらいだったけど、そもそも大した量を食べていなかったので、排便を促すモビコールとか飲む必要あるかな?とも疑問でしたが、実際触診してもらうとお腹に便は溜まってるようではあったので服用を続けていました。
薬の効果なのか、トイレで踏ん張ってる様子は見られるものの、排便には至らないためめちゃくちゃ力んでおしっこしてるだけでした。
この力みすぎで頭の血管切れたりしないかヒヤヒヤしていました。

チロ自身が気に入ってるとはいえ、流石に衛生的にダンボールで寝かせ続けるのはな〜ということでで、災害時用に買っておいた猫壱さんのポータブルケージを出しました。


安定した巣が無いと、ベッドの下やソファの下に逃げ込まれて病院連れていくたびに捕まえるのが一苦労だったので、ケージを気に入ってくれて助かりました。
術後、退院してきてからも当分お世話になりました。
買っててよかった。

レオンも気に入っちゃって一緒に入ってました。
別にいいんですけど、当事者(猫)より我が物顔だな…?

ポスト前後しますが、夫が脳腫瘍再発について調べていたらしい。
開頭手術した猫の平均寿命って2〜3年らしく、再発する前に死んじゃうから再発の事例とかって見かけないのかな?と思ってたんですが(出典確認できませんでした、すみません)、
twitter(現X)で「猫 脳腫瘍 再発」で検索したら、2回再発して手術して存命の猫ちゃんは見かけました。
動物の寿命自体延びてること考えると、再発率って今後上がっていくのかな?と今更思っています。


【祝】2024年2月22日【猫の日】

脳腫瘍再発ブログぜ〜んぜん書けてませんけど、今年こそ猫の日にブログ上げたかったので、閑話休題ということで手術に関係ないブログ書きます。

いつかのブログで書いたかも知れないし書いてないかも知れないけど、レオンが毎朝起こしてくれます。
2時間おきぐらいに。
最近のレオンは水道から出る温度のお湯を飲むのが好きで、お湯を飲みたい時は絶対に飲みたいらしく、絶対に起こしにきます。
そこそこ大きめの鳴き声とちょいちょい、と頭や顔を触って起こしにきます。
それを無視するとでっっかい声で鳴いて、そこそこ強い力で頭掘ってきます。

め〜〜ちゃくちゃうるさいし普通に痛いです。
夜中や明け方に起こされてカリカリあげたことが何度もあるので、成功体験になってるんですね。
絶対に起こしてお湯を飲む、という強い意志を感じます。
水飲まなくて脱水とかにならないのはいいんですけど、なかなか力強いわがままなので毎日大変です。

寝てる時は静かでかわいくていいんですけどね。

これはSNSにも書きましたが、最近チロがよく甘えてくるようになりました。

自分から人間の膝の上に乗ってきて、撫でさせてくれるし、よだれ垂らすほど寝ました。

人間の寝巻きに残るよだれの痕

こんな日が来ようとは…チロは基本的に人間が苦手で、レオンしか好きじゃない(私の実家の猫と大喧嘩した)性格なので、ここまで心開いてくれるのは本当に嬉しいです。
看病頑張った甲斐があります。
いや、最近寒い日があったからかも知れませんが…。
湯たんぽでもいい、仲良くしようね。

ちなみにめちゃくちゃどうでもいい情報なんですが、KALDIのネコの日バッグ当たりました。

何回かチャレンジしていて、今年ついに…!
近々受け取りに行ってきます。
よい猫の日になりそうです。

脳腫瘍再発の手術のブログも勿論書き終えるつもりではいるんですけど、本編(?)に入るまでの私のお気持ち部分があまりにも多いし長いし、でもこの時の気持ちも残しておきたいし…みたいな感じでなんだかだらだらとなってしまい、うまくまとめられません。
あと普通に時間の使い方が下手。
今、仕事やら趣味やらで少し勉強したいことがあるのに余計なこと(SNS徘徊、テレビ録画消化とか)に時間割いてしまってるんですね、自覚あります。
今年こそ時間の使い方上手くなりたい。
毎年思ってますけど。

それでは。

【続・猫の闘病#3】トイレ問題

この頃から私の情緒も不安定になっていきます。

今となってはですが、こんな嘆いてる暇あるならすぐMRI撮りに行けよって感じですね。
食欲落ちて体重落ちるのが嫌だったので、チロが食べられるものを食べたいだけ与えていました。
その頃お世話になったのがモンプチのクリスピーキッスでした。
一応食べてはいたけど、また排便してないな〜と思ってたので、脱水とかで便秘になってるのかな?と思い、
普段置いている飲み水以外にも水の入ったお皿を部屋に増やしたり、顔の前に持っていって飲んでもらったりしていました。

あまりネットの情報を鵜呑みにするのも良くないとは思いつつも、検索して(やはり頭痛では…)の気持ちを強めていました。

チロは前回の開頭手術で頭蓋骨を切っているので、代わりにチタンプレートが入っています。
気圧が乱高下するような時期だったので、脳腫瘍再発じゃ無くて偏頭痛かも知れない、と淡い期待を持ったりしますが、
結局は3年前に見覚えのある体制で寝ていたのでまた絶望していました。

猫トイレでおしっこするにも、座った姿勢を保てないので四つん這いでおしっこをしていました。
トイレの枠からおしりがはみ出してしまっていたので、何度も床に溢れてしまっていましたが、
排泄できるなら何度でも失敗しても溢してもいいよ、と思っていました。
チロがトイレに行くタイミングに気付けた時はついていき、座った姿勢を保てるように補助をしていました。

便秘が解消しないので再び病院へ。
レントゲンで確認してもらったら、大腸の上の方まで溜まっていたらしく、摘便をしてもらいました。
大体20グラムぐらいだそうです。
肛門付近のうんちが乾燥しすぎてカチカチになってしまい、自力で排便できなかったようです。
摘便するにも取り出すのが難しかったらしく、お尻を揉んだりして砕いて摘出したと聞きました。
脱水対策として自宅で皮下点滴を行うことにしました。
以下お会計

2023/7/22
再診 500円
エックス線検査 5,000円
摘便 2,000円
皮下点滴 2,100円
皮下注射 1,100円
輸液剤(500ml) 800円
シリンジ50ml 2,300円(230円x10)
注射針 600円(60円x10)
翼状針 1,300円(130円x10)
内服薬 消炎剤 800円(80円x10)
内服薬 モビコール 360円(180円x2)
分包料 240円(20円x10)
10%外税額 1,710円
合計 18,810円

ちなみに帰宅してから自力で排便できてお腹がすっきりしたからか、多少動きがマシになっていました。
不安は払拭されないまでも、1つの心配事は解消しました。

【続・猫の闘病#2】再発の懸念

皮下点滴が効いたのか、少し顔つきが良くなったように見えたけど、今ひとつ本調子じゃなさそうなチロ。
処方された薬を飲ませても食欲が戻らず、年齢も年齢なので脱水が悪化しても怖いので、1日空けて再び病院へ。
この日はかかりつけ病院がお休みだったので、姉妹院に行きました。

念の為に血液検査をしてもらうも、どの数値も異常なし。
猫にありがちな関節痛で腰とかが痛いのかも?ということで先日出してもらった胃腸の薬に追加で鎮痛剤をもらい、
この日も皮下点滴をしてもらいました。
以下お会計。

2023/7/19
再診 500円
T4(甲状腺) 3,800円
血液一般検査・CBC 1,700円
血液生化学検査 5,500円
生化学検査 V-lip 2,000円
皮下注射 1,100円
皮下点滴 2,100円
鎮痛剤 900円
10%外税額 1,760円
合計 19,360円

病院から帰ってくると、点滴が効いたのかまた顔つきは良くなり、何か食べたそうにするので買っておいたウェットフードを与えるも、イマイチな感じであまり食が進まず。
好みに合わないのかなと思ったので色んな種類のウェットフードを買いに行きました。

この頃からなんとなく「脳腫瘍の再発」がよぎるようになります。

食欲はあるけど食べない、歩き方に違和感がある、(当時寝床にしていた段ボールの中で寝る)寝相がおかしい。
おかしいという気持ちはあるのに、脳腫瘍再発の確証を持てなかったのでMRI撮影に踏み切れませんでした。
日和ってはいけないと当時散々思っていたのに、また今回も「まさかそんなはずない」と日和ってしまいました。

【続・猫の闘病#1】2023年夏の異変

お久しぶりのブログです。
猫の日を逃してまで一体何をしていたのかというと、Twitter(現X)をご覧いただいてる方はご存知かも知れませんが、
絶賛チロルが体調を崩しており、看病・介護の日々を過ごしております。
今また色々起きているので、遅まきながらもブログに残しておこうと思います。

ことの始まりは2023年7月中旬。

我が家では冷房は4、5月ぐらいから稼働をしてはいるものの、冷房の風が届きにくい位置にねこが寝ていたりするので、
今年の酷暑による夏バテかな〜程度に考えていました。
チロは元々食い意地は張っているけど、食べムラがあるためドライフードを残せば「好き嫌いせず食べな〜」という感じで、特にこれと言って対応はしていませんでした。
しかし数日食欲が無く、足下のよたつきもあり、脱水かなと不安になり、かかりつけ病院へ行きました。

ちょうど病院行こうと思ってたこの日にうんちもしていたんですが、血便だったので一緒に病院へ持っていき検査してもらいました。主治医に診てもらい、「水分補給をめんどくさがって脱水になってしまい、胃腸が活性化していないのでは?」ということで、モビコール(便軟化剤)とプリンペラン(胃運動調整剤)を処方してもらいました。
少し脱水もあるということだったので皮下点滴をしてもらいました。
体重は2.6kg、チロとしては正常範囲の体重かなと思います。

2023/7/17
再診 500円
糞便虫卵検査 1,200円
内服薬(モビコール) 180円
分包料 120円(20円x6)
内服薬(胃運動調整剤・食欲増進剤)(モビコール) 320円(80円x4)
皮下点滴 2,100円
皮下注射 1,100円
小計 5,520円
10%外税額 552円
合計 6,072円

この日のお会計は上記の通り。
以前もブログに書いていますが、チロはすでに手術歴があるため通常のペット保険に入れません。
今加入しているのは入院・手術のみ対応している保険です。
なので全額自己負担になります。
毎度おなじみ、この全額自己負担がしんどくなってきます。

【猫との生活#8】猫の日2023と最近

今年も来ました、猫の日。
前回ブログから半年空き、それも猫の日ブログでした。
猫の日にしか稼働しないブログになってしまった…。

今年はバレンタインと猫の日を合わせて、DECOチョコさんでオリジナルデザインのチロルチョコを作りました!

いつぞやガチャで出した黒クマの被り物レオンとあくびした顔のチロ、そしてツーショットです。

作り方は、DECOチョコさんのサイトで45個か15個セットを選び、画像を3種類選ぶだけでとても簡単でした。
(以下スマホ版)

今回はお試しの気持ちもあり、15個セットで作りました。
夫や友人に3個セットであげていたら一瞬で無くなってしまったので、今度は違う写真で作ろうかなと考えています。

ペット飼ってるあるあるだと思うんですが、絶対可愛い写真あるはずなのに、写真データ多すぎて見つけられないんですよね…。
今回この3種類の写真選ぶのもすごい大変で、作った後に「こんな可愛い写真あった!」「こっちの方が良かったかも…」となりました。
まあ今回の出来には大満足しているので、無問題ですが。
たくさんの自己満とちょっとしたギフトにピッタリなので、まだ作ったことない人におすすめです。

あと、ツイッターで見かけて気になってた人間用⁉︎猫カリカリッも購入してみました。

これ、メーカーサイトの商品ページ載せたかったんですが、ファミマのサイトにしか載ってないの何でなんでしょうか。


「おさかにゃキャラメリゼ味」とは…?と思い、原材料見たら「かつお削りぶし粉末、魚介エキスパウダー」が入っているらしく、一気に食べたくなくなりました。
大体なんでも食べれる夫に1粒食べてもらったら、「しょっぱいし中身が甘いしよくわかんない」って言われました。
多分私が食べられないやつです。
今も我が家で余ってるので、食べてくれる人絶賛募集中。

もちろんレオンにもチロにも見せてあげました。

ブレすぎな写真

一通りニオイチェックして去っていきました。
これ、猫には本当にあげちゃいけない塩分濃度だと思うので、間違ってもあげないようにしましょうね…。

いつの間にか年末が来てとっくに年が明けてしまいましたが、今年もうちの猫が一番可愛い精神でやっていきますので
これからもよろしくお願いします。

今年こそもうちょっとブログちゃんとやりたい(毎年言ってる)。

【猫との生活#7】世界猫の日と世界一のうちの猫

8/8は「世界猫の日」ということで、めちゃんこお久しぶりのブログです。
代わり映えのない毎日を過ごしています。

紙袋と遊んでみたり

ハーネスにトライして動けなくなったり

チロに買ったはずのカラーをレオンにつけたら首周りが締まらずに乗っただけだったり

レオンとチロがひとつになって、本物のチロレオンになってみたり。

うちのこメーカーでうちのふたりを作ってみたりしました。

これといって大きな事件も起こらず平和です。
人間二人分の健康診断も無事に終わったので、目下の目標は猫ふたりを健康診断に連れて行くことです。
お世話になってる動物病院だと、外に連れて行くわけでもないのでワクチンは打たなくてもいいですよ、と言われてここ数年打ってないんですけど、打った方がいいんですかね…よその猫ちゃん見てるとワクチン打ってるので我が家も必要かなあと悩んでいます。

世界猫の日の今日も、今日じゃなくても、うちの猫が世界一可愛くて幸せでありますように。
うちの猫以外も可愛くて幸せな日々を送れますように。

【猫の通院#5】レオンの歯

朝から絶飲絶食のレオンを捕まえてケージに入れて動物病院まで車で行きました。
余談ですが、今回は前日からの絶食は不要とのことでした。
正直これはめちゃめちゃありがたかったです…空腹だと夜中に大声上げて起こしに来るので…。

病院に到着し体重をはかると大体いつも通りの5.8kgとかでした。
この日までのレオンの様子を伝え、そのまま入院になりました。
予定では入院したその日の休診の時間帯にクリーニングを行い、様子を見るということでした。
待合室で同意書の記入、コピーの受取、内金(10,000円)の支払いで終了。
何かあれば連絡をくれるということなので、そのまままっすぐ帰りました。

術後翌日は夫婦ともに仕事だったので、私が会社終わりにタクシーで迎えに行くことに。
最寄り駅のタクシー乗り場で乗ったタクシーの運転手さんに動物病院の名前を伝えると、場所を把握しているようで住所とか目印とか一切聞かれず連れて行ってくれました。
タクシーの運転手さんからは「動物病院行くのにケージ持ってないね、お迎えかな?」と言われたので動物病院に行く理由を言わなくとも推測してくれたので好感を持ちました。

病院は診察終了間近の時間だったせいか、待合室は結構混んでました。
呼ばれてレオンと抜歯した歯の受取はすぐ終わったんですが、支払いまでが長くて…しばらく待ってお会計も済ませて、病院からタクシーを呼んでもらって無事に帰宅しました。
レオンは点滴もしていたらしく、手首にテープの包帯(?)が巻いてありました。
1時間ぐらいしたら外していいよ、と先生から言われていたのでしばらく放っておいたのですが、レオン自身が嫌だったらしく、自分で半分ぐらい剥がしていたので全部取ってあげました。

抜歯した歯を見ると、ちゃんと歯の形が残っているもの、砕けてしまっているものとありました。
捨てるのもな~という感じなので今はちゃんと洗って取っておいています。
いつかの日が来たら一緒にお墓に入れます。覚えてれば、無くしてなければ。

記念撮影

口には小さい前歯と犬歯(というのか?)、奥歯も残っていますが側面の歯は無くなりました。
歯周病悪化して何か起きるより全然いいんですが、本当に歯がなくなってしまったことにちょっとショックを受けてしまい「歯、歯がない~~!!!かわいそう!!!」と言ったら私のその大声に驚いたらしく、レオンはびくっとして逃げ出してしまいました。すまん。

止血剤、粘膜保護剤、抗生剤の併せて3種類の薬を1日2回飲むように渡されています。
しかしこれがまた全然飲んでくれなくて、頑張って1日1回の状態です。
歯がないところに指突っ込んで無理やり口開けるのもかわいそうなので、すり潰して水に溶いてシリンジで飲ませるという毎日戦いでした。

診療費
再診 500円
スケーリング術前検査パック 12,000円
歯石除去・スケーリング(猫) 18,000円
内服薬 抗生剤 1,260円
内服薬 粘膜保護剤 560円
内服薬 止血剤 300円
消費税 4,462円
内金 -10,000円
合計 39,082円

歯がなくなっても食欲は変わらず、普通に食べてます。
今まではカリカリと噛んで食べていたようですが、側面の歯が無いので噛めないらしく、奥歯で噛むか飲み込んでいます。

クリーニングと抜歯でよくなったのは念願の口臭です。
前回も書きましたけど、めちゃめちゃ口が臭くて「ごはん食べた後だから臭い」とかじゃなくて基本的にずっと臭かったんですよね。
近くであくびされると、うわっ、クサ!となるぐらいには…。
抜歯後しばらくはわざわざ口のにおいを嗅ぎに行っても全然臭くありませんでした。
(今また臭い出したので、クリーニング行くか検討中…。)

ちなみにチロルはレオンと同じ食生活を送ってるのに全然歯石がついてません。
病院の先生に聞いてみたところ、完全に個体差によるものだそうです。

歯磨きしなきゃと思いつつ、未だに実行できていません。
みなさま、猫の歯磨きしてますか?
一先ずその場しのぎで歯磨き効果のあるというおやつを与えたりしていますが、嫌がらずに歯磨きできる方法を模索しています…。

側面の歯がない

【猫の通院#4】えっ、レオンの口、臭すぎ…?

前回までのチロの「なんとなく具合が悪い」のはすっかり良くなりました。
せっかくなので、過去(2020/5)にあったレオンの通院の記録も残す事にします。
チロルはもちろん、レオンも現在進行形で元気ですのでご安心ください。

お恥ずかしい話ですが、レオンもチロルも歯磨きが大嫌い、私もなあなあでやってこなかったため、我が家では猫の歯磨きはほとんどやったことがありません。
だからなのか、レオンもチロルもお口の臭いがちょっとアレ…なんというか…クッサいんです。
唇をめくって歯を見ると、レオンは歯石がびっしり。
一方チロルは全然歯石付いてなくて綺麗なもんでした。

ある時レオンが体調を崩したのか、急にばたっと横に倒れて口呼吸でよだれを垂らしていたそうです。
私は出社だったのですが、運良く夫が在宅勤務だったのでそれに気付き、かかりつけの病院へ連れて行ってくれました。

明確な原因などはわかりませんでしたが、皮下点滴してもらって様子を見てもらい帰ってきました。
挙げられる要因としては、急に暑くなったので熱中症もどきか、歯周病がだいぶ進行しているので痛くて倒れこんだのか、ということでした。
前述の通り、歯磨きを怠っていたため歯石が溜まり、歯周病が進行していたそうです。

夫とも相談し、病院で歯のクリーニングをお願いする事にしました。
しかしながら、先生からは「クリーニングしても歯石が取れない歯があるかも」や「劣化してしまってクリーニングに耐えられない歯があるかも」とのことでした。
このクリーニングで取れてしまうような歯であれば正直残っている必要もない、むしろ残ることで虫歯から菌が入ってしまって脳に移動する方が危険だということだったので、そういう歯は抜いてもらうことにしました。

歯のクリーニングには全身麻酔が伴うたま、当時12歳と少し高齢なこともあるので、一日入院となりました。
入院当日は朝から絶飲絶食、嫌がるレオンをとっ捕まえて病院に連れて行きます。

ちょうどアクビして歯が見えるレオン

【猫の通院#3】投薬と教訓

病院でもらった薬は、通院翌日から服用でした。
うちの猫はどちらも薬を飲むのが嫌い、かつ私たちの飲ませ方が下手なのでうまく飲ませることができません。
毎回投薬の度に追いかけ回して、口に突っ込んで吐き出されてを繰り返し、お互い大変な思いをしています。

そんな中、夫が良い投薬方法を編み出してくれました。
動画にまとめたので是非ご覧ください。

制作方法
1)中身がトロトロタイプのおやつ(我が家はドリーミーズ)と薬を用意します
2)カリカリを半分に割ります
3)割ったところに薬を詰めます
4)残り半分で蓋をします
5)カリカリが壊れない程度にギュッとして1つの形に戻します

これ、割る時と最後にギュッとするときの力加減が難しくて、私が作ろうとすると全て破壊してしまうので、我が家では夫が専門で作ってくれます。

形も匂いもおやつなのでチロも警戒せず食べてくれます。
流石に5日間やり続けたら飽きたのか、後半は食べるを渋り、追いかけ回して食べさせましたがちゃんと投薬期間を終えることができました。
結局今回のチロの体調不良の明確な原因はわかりませんでしたが、年寄り猫が寝すぎて脱水・知らない人の長時間の滞在によるストレスかなと思っています。

前回までの記事で、何人かの方からチロルについてご心配のお声をいただきましたが、今は食欲も戻り、元気に食べて寝て逃げて(逃げるな)ちゃんと排泄もして過ごしています。
ご心配いただきありがとうございました。

ちなみに、なんでダ●キンの人がクリーニングに来たのかというと、出の悪いボールペンに輪ゴムを引っ掛けて「ぶんぶんゴマ」のように振り回したら床とローテーブルにインクをぶちまけたからです。

床とテーブルに飛び散るインク

ボールペンのインク撒き散らしたの人生で初なんですが(撒き散らしたのは夫)、拭いてもインクが伸びるだけで全然落とせないんですよね…メラミンスポンジで擦ったりもしたんですが、床材が削れていくだけであんまり効果を感じられず、プロにお任せする事にしました。
ローテーブルは買い替えも検討しましたが、使ってるの私だけなので気にせずこのまま使っています。

教訓:ボールペンは振り回してはいけません