【猫の闘病#21】診療費と保険金について

前回も書きましたが、加入していた保険は楽天の「あんしんペット保険」でした。
プランは「ペット医療保険M」、チロルの場合は月々1,280円の支払いでした。
支払いの限度回数がなく、年間の限度額は70万円だったので、よほど大きな病気に罹らないなら十分だと思います。
薄給の身としては月々の支払いが安いので助かっていたんですが、いざ通院が始まってみると自己負担14,000円を越える診療費ってなかなかないんですよね。
保険素人でした…今も素人のままですけど…。

訴えかけるチロ

請求できた診療費と返ってきた保険金について以下まとめです。

2023/7/22
再診 500円
エックス線検査 5,000円
摘便 2,000円
皮下点滴 2,100円
皮下注射 1,100円
輸液剤(500ml) 800円
シリンジ50ml 2,300円(230円x10)
注射針 600円(60円x10)
翼状針 1,300円(130円x10)
内服薬 消炎剤 800円(80円x10)
内服薬 モビコール 360円(180円x2)
分包料 240円(20円x10)
10%外税額 1,710円
合計 18,810円
2019/11/12
診療費 21,395円
保険金 5,176円
自己負担額 16,219円
2019/12/27
診療費 94,050円
保険金 56,035円
自己負担額 38,015円
2020/1/9
診療費 44,000円
保険金 21,000円
自己負担額 23,000円
2020/1/29
診療費 1,131,244円
保険金 599,852円
自己負担額 531,392円

1/29の手術・入院費で保険金上限を超過しました。
そのため、手術・入院費分の保険金は満額戻ってきませんでした。
また、14,000円を超えない診療費については完全自己負担でした。
保険に加入していなければ全額自己負担だったので、まあ保険加入に救われたところはありますが、
やはり手術からの入院で診療費が高額になりますね…。

ちなみに保険金の上限に達したため、2020年2月にチロル分のペット保険は失効になりました。
次に加入するペット保険を探し始めることになります。
それはまた別の機会に書こうと思います。

チロのケージの上のカリカリが気になるレオン

【猫の闘病#20】ペット保険について

うちのねこふたりは今までも特に大きな病気もなく、病院に行くのは年に1回あるかないかぐらいだったので、ペット保険には加入していませんでした。
2017〜2018年ぐらい前に漸く「あんしんペット保険」に加入しました。
ただ、月額が安いタイプの保険に入っていたので、自己負担額が14,000円と高く、申請できる金額に到達することの方が少ないです。
チロルは3ヶ月ぐらいで何度も通院し、その都度医療費は払っていましたが、保険申請はできませんでした。
1泊入院したり、レントゲンや血液検査を併せて行った時ぐらいしか14,000円を越えることってないんですよね。
保険に関しては本当に無知だったので、「今の収入から払える保険料」で考えて加入してしまったことは失敗でした。
今となってはの話ですけど、月額高くてもいいから自己負担が低い方がよかったなと思います。

もしもの時に躊躇しないでお金を使う選択ができるかどうかって、本当に難しいです。
今ですら貯金のない私がまだ結婚していなくて、ひとりぐらしで(仮に実家暮らしであったとしても)この状況になっていたら、私ひとりではチロルは救えませんでした。
MRI検査すらできないまま、原因がわからないまま、チロルはゆっくりゆっくり苦しみ続けて死んでいたんだろうなと思うとぞっとします。
お金のために夫と結婚したわけではもちろんないけど、「後悔の無いように」と言って治療費を惜しまないでいてくれた夫には感謝しかありません。

チロルの病気を受けて、保険って本当に「保険」だなと痛感しました。
保険に加入しても病院のお世話にならないで生活できる子もいるし、今回のチロルのように大掛かりな手術にまで発展してしまうケースもあります。
正直「猫のためにそこまでする?」って意見もあると思います。
でも私や夫は「そこまでする」側の人間でした。
きっとレオンが同じように病気になったとしても同じ選択をするんだろうなと思っています。

次回からは保険請求ができた診察費と返ってきた保険料を載せていきたいと思います。

ソファの定位置にいるレオンにくっつきたいチロル