【猫の通院#3】投薬と教訓

病院でもらった薬は、通院翌日から服用でした。
うちの猫はどちらも薬を飲むのが嫌い、かつ私たちの飲ませ方が下手なのでうまく飲ませることができません。
毎回投薬の度に追いかけ回して、口に突っ込んで吐き出されてを繰り返し、お互い大変な思いをしています。

そんな中、夫が良い投薬方法を編み出してくれました。
動画にまとめたので是非ご覧ください。

制作方法
1)中身がトロトロタイプのおやつ(我が家はドリーミーズ)と薬を用意します
2)カリカリを半分に割ります
3)割ったところに薬を詰めます
4)残り半分で蓋をします
5)カリカリが壊れない程度にギュッとして1つの形に戻します

これ、割る時と最後にギュッとするときの力加減が難しくて、私が作ろうとすると全て破壊してしまうので、我が家では夫が専門で作ってくれます。

形も匂いもおやつなのでチロも警戒せず食べてくれます。
流石に5日間やり続けたら飽きたのか、後半は食べるを渋り、追いかけ回して食べさせましたがちゃんと投薬期間を終えることができました。
結局今回のチロの体調不良の明確な原因はわかりませんでしたが、年寄り猫が寝すぎて脱水・知らない人の長時間の滞在によるストレスかなと思っています。

前回までの記事で、何人かの方からチロルについてご心配のお声をいただきましたが、今は食欲も戻り、元気に食べて寝て逃げて(逃げるな)ちゃんと排泄もして過ごしています。
ご心配いただきありがとうございました。

ちなみに、なんでダ●キンの人がクリーニングに来たのかというと、出の悪いボールペンに輪ゴムを引っ掛けて「ぶんぶんゴマ」のように振り回したら床とローテーブルにインクをぶちまけたからです。

床とテーブルに飛び散るインク

ボールペンのインク撒き散らしたの人生で初なんですが(撒き散らしたのは夫)、拭いてもインクが伸びるだけで全然落とせないんですよね…メラミンスポンジで擦ったりもしたんですが、床材が削れていくだけであんまり効果を感じられず、プロにお任せする事にしました。
ローテーブルは買い替えも検討しましたが、使ってるの私だけなので気にせずこのまま使っています。

教訓:ボールペンは振り回してはいけません

【猫の通院#2】いざ病院

病院に行く日です。
この日は具合が良さそうなら通院しなくていいかなと思っていましたが、前日から変わらずドライフードを食べず、猫トイレに排便もなし、顔つきも微妙だったのでやはり病院行くことにしました。
一応仕事があったので、午後早退しました。
関係ないけど、このご時世でリモートワークになってこういう時に動きやすくなったのがすごく助かりますね。
コロナは早く終息してほしいけど、リモートワークは今後も根付いてほしいところです。

病院行くにあたって、大変なのはチロをキャリーに入れることです。
行く直前にキャリーを出すと、レオンもチロも何かを勘づいてベッドの下とかに逃げ込まれてしまうので、朝からリビングにキャリーを出しておきます。


するとレオンが様子を見にきます。
レオンは行きませんよ。
気づかずに(人間の)ベッドで寝ているチロを捕まえて、にゃおにゃお文句を言われながらキャリーに詰め込みました。

エレベーターの鏡に映る怯えるチロ

移動はタクシーなので大丈夫だろうとは思いつつ、寒かったのでレンジでチンするタイプの湯たんぽと、もう使わなくなったバスタオルを詰め込みました。

事前に予約していたのでいつもの先生に診ていただきました。
体重は2.88kg、前回(2020年8月)が3.28kgだったので0.4kg減りました。
前回が1年以上前なのであまり参考にはならないけど、脱水で減ってしまったかもしれないと言われました。
触診をしてもらい、お腹の中の便がカサカサなのがわかるそうです。
口の中も見てもらい、口内炎など口中の異常はありませんでした。
少し脱水しているようなので、皮下点滴をしてもらいました。
そして、意味があるかは微妙だけど、と言われつつ血液検査をしてもらいました。
脱水のせいで注射針を刺しても血がうまく採れず、刺し直しになってしまいかわいそうでした。

血液検査の結果を待つ間に少し先生とお話をしました。
この時期の猫は寝てばかりいて飲み食いが疎かになるので脱水になりがちだそうです。
また、知らない人(ダ●キンの人がクリーニングに来た)が2時間滞在したことでストレスによる食欲不振かも知れないそうなので、しばらくはお皿からではなく手からあげてご機嫌をとった方が良いかも、とのことでした。

血液検査の結果が出ました。
特に大きな異常値はなく、脱水で少し数値が上がっている項目があるぐらいでした。
皮下点滴してお薬をもらい、1週間経っても改善されないようであれば再受診ということで様子を見る事になりました。

今回のお会計

診療費
再診療 500円
血液一般検査・CBC 1,500円
血液生化学検査 5,830円
電解質 1,000円
皮下点滴 2,100円
皮下注射 2,100
内服薬 粘膜保護剤(オメプラゾール) 400円
内服薬 胃運動調整剤・食欲増進剤(プリンペラン) 320円
消費税 1,375円
合計 15,125円

処方された薬は1日2回服用です。
我が家の猫ふたり揃って薬を飲むのが苦手すぎて、いつもお薬が出るとめちゃくちゃ苦労しています。
そんな中、夫が編み出した投薬方法を次回書きたいと思います。

帰り道のチロ

【猫の通院#1】何となく感じる異変

Twitterにも投稿してたんですが、なんだかビミョ〜〜〜にチロの具合が良くなさそうでした。

夫からは「そんな変わりなくない?」と言われましたが、本当にビミョ〜〜〜な「いつもとなんか違う」感じでした。
冬場でずっと毛布の中で寝てばかりだからか、ごはんを食べる回数が減ったり水を飲む回数が減ってるなとは思っていたんですが、それと併せて排便回数も少ないな?とちょうど思っていました。
あと、具合が良くなさそうと思う前日に、ダ●キンさんに床のクリーニングに来てもらったので、他人が長時間家にいたことによるストレスもあるのかな〜と思っていました。

顔を合わせるといつもと違うか細い声でこちらに呼びかけ、またしきりに口まわりをぺろぺろしていました。
何も食べてないのにぺろぺろするのは変だなと思い、検索してみると「口内炎などで痛みがあるかも」と出てきて不安になり、翌日仕事を早退していつもの動物病院へ行くことにしました。
この日はドライフードは食べないかなと思ったので、急遽スーパーでウェットフードを購入しました。

今回購入したのはアイシア キャットフード おにく生活 チキン味 です。

おにく生活

1袋60グラムを半分にしてチロとレオンにあげました。
レオンは普通にカリカリで問題ないんですけど、チロだけウェットフードあげるとレオンがよこせよこせとめちゃくちゃ主張するので、半分ずつです。

ちなみに我が家では水は3セット用意しています。

自動給水器(上)、水用の猫皿(右)、新しく追加された小さい器(左)

水も冷たいと飲まないのかなと思い、水道から出る温度のお湯に入れ替えたりとこまめにしてたんですが、レオンは割と飲むものの、チロが飲んでる様子は最近あまり見られませんでした。

チロについては脳腫瘍の過去があったため、小さなきっかけで何かあったら困ると思い、今回は早めに行動することしました。