【猫の闘病#17】退院してからの生活について確認

退院についてC動物病院の先生へ確認しました。

転落が一番怖いので、ケージがあればしばらくはその中で生活してもらう方がいい。
動けるようになったからと思ってキャットタワーに登って誤って転落などが無いように、高いところには行かせないような生活環境を築くように言われました。

トイレには自分から出入りしてるけどまだおしっこが出ないようです。
水もごはんも自分から口にするけど、まだ足元がおぼつかないので、ケージにごはんやお水を置く場合はトイレに出入りの際ぶつかってこぼしたりしないように、ちょっと遠いところに置いておいた方がいい。
特に水は固定できるタイプがあれば固定したほうがいい、とのことでした。

多分こういうの

体重がだいぶ落ちているので、お腹を壊さない程度にごはんは多めにあげていいそうです。
抜糸は手術から2週間後には行えるそうです。
入院中のC動物病院に連れて行って抜糸してもいいし、かかりつけの病院でやっても問題はないそうです。
抜糸が終わればシャンプーもしていいらしいです。
手術前から顔周りや手足がよだれやこぼしたごはん、薬で汚れていたので、いい加減綺麗にしてあげたいです。

クリティカルリキッドを飲まされるチロル

2月下旬ごろには経過を診せに来てほしい、ということでした。
入院中は抗生物質と痛み止め、てんかん防止の薬を飲ませているけど、退院後は抗生物質とてんかん防止の薬だけでいいかもしれない、とのことです。
退院から次の診察の2月下旬ごろまではその薬を飲み続ける必要がありそうです。
週に1度体重を量るようにも言われました。

ケージはなかったので、大型犬用のケージを購入しました。
退院の日取りが確定したら夫が組み立ててくれます。

うちには兄貴分としてレオン(11歳6kg)がいるのですが、10年も一緒に生活していたチロルが1週間弱居ないこの環境になんの違和感も感じておらず、むしろ一人っ子を満喫してしまっているので、チロルが帰ってきたときにいじめたりしないかが不安でした。

【猫の闘病#16】入院中のメモ(⚠️手術痕画像注意)

術後の状況は面会へ行く日以外は病院へ電話し確認していました。

電話にて。
手術から2日後、手術当日より少し増やしてあげているけど、自分から食事を食べに来ることはない。
シリンジで流動食をあげている感じ。
飲み込みも問題ない(誤嚥の心配がない)ようなので、投薬も点滴からではなくシリンジで行っている。
発作も起きず、経過は概ね良好。

週末に夫と一緒に面会しました。
発作もなく、状態は良好。
見たところごはんはドライフードをふやかしたものをあげているよう。
この間来たときは横に寝そべるような感じだったが、今日は香箱座りに近い感じで座っていた。
まだ左前足が内側に入り込んでるかな…でも意識ははっきりしてて目も合う。
病室内にトイレが設置されていたが、緊張からかまだ自分で排泄はしていないらしい。
(先日の面会時も適宜負担のかからない範囲で尿は抜く、と言っていた)この状態であれば、来週前半には退院できそう、という主治医のメモもありました。
(土日は主治医はおらず、専任のスタッフで面倒を診ている)

ブランケットに包まるチロル

電話にて。
前日からヒルズのa/d缶をあげていて、それまではシリンジを使って口に入れて食べさせていたけど、今日からはお皿に入れて置いておくと自分から食べるようになった
あげた分はすべて食べきっている。
食事を変えたからなのか少しお腹を壊しているのか下痢っぽい。
今は下痢止めも服用している。
立って歩こうとしているらしく、ふらついたり転んだりしているが体調は悪くない。
排尿は相変わらず緊張からか自分からはしていないらしく、マッサージしたりカテーテルでとっているらしい。
今(午前中)は病室(という名のボックス)から広い部屋に移して一人だけの環境にしてあげて自分からトイレに行くか観察中。
退院はまだ日程が確定していないが、家に帰ったら安心して自分からトイレに行くかも、とのこと。

電話にて。
立ち上がろうとするがまだふらつきがあり、左に転ぶことがある。
ごはんはドライフードも食べられるので頭の痛みはあまりないかも知れない。
ごはんはあげた分は全部食べ切っている。
モルヒネ系の痛み止めを使っていたが、今はあげたりあげなかったりしている。
モルヒネ系の痛み止めはおしっこが出づらくなるらしい。
痛み止めをあげないことでおしっこを自分からするようになった。
早ければ今週半ばにはもう退院できそう。
お迎えの調整をしてください、とのこと。

電話にて。
今日も状態は良好だが先日の下痢以来排便はなし。
また、緊張からか自分からの排尿もなし。
食事はあげた分は完食する。
おうちに帰ったら安心してトイレに行くかも、とのこと。
そしてそしてなんとこの電話の翌日に退院の予定です。
生憎雨の予報でしたが、家にいた方が精神的に落ち着くと思う(私も含めて)ので朝イチで迎えに行きます。

最後に術後のチロルの画像を載せます。
開頭手術のため、頭部に縫ったあとがあり、また痛々しい姿です。
苦手な方は閉じてくださいね。

ハリポタのドビーに似てるな…と思っていました。
病気で動けず自分で思うように毛づくろいできていなかったので、ちょっと汚れています。

【猫の闘病#15】術後の面会(⚠️手術痕画像注意)

手術の翌日、仕事は半休を取り術後のチロルへ会いに行きました。
術後の姿を一人で見るのは正直不安でいっぱいでしたが、夫は会社を休めなかったため、片道1時間を越える道のりを経て病院へ。

面会させてもらったとき、チロルは病院が用意していたフリースに隠れていました。
頭部から顔の右半分の毛は剃られていて、縫われた傷跡が痛々しくもともと小さかった彼がますます小さく見えてすごく辛くなってしまいました。

もちろん無事に手術が終わり、生きていることに感謝していますが、見たことないぐらい弱り切った姿に涙が出てしまいました。
声をかけるとこちらを見て目を合わせてくれます。
何枚か写真を撮り、動画を撮り(病院許可済み)、夫にも連絡をしました。

元気だった時のまたたびを嗅ぐチロル

手術を行ってくださった先生から術後の経過をお話があるとのことだったので、診察室に私だけ行きました。
チロルとはこの日はこれでお別れです。

術後の経過はすこぶる良好、とのことでした。
先生曰く、手術前よりも早く動けるようになっていて、病室に移されてからもすぐに隠れるように匍匐前進のように動いていたそうです。

取るのが難しいかも、と言われていた小さい腫瘍は、大きい腫瘍を取り除いたあと、ある程度特定していた場所の脳を除けたら見つけられたので取り除いたとのことです。
開いた頭部を閉じるころには脳の形が正常な状態に戻ってきていたらしく、術後のMRIを見せていただきましたが、術前には腫瘍で圧迫されていた脳の形が、少し左に寄ってはいるものの、ほとんど「脳」の形になっていました。

今後3週間~4週間程度の期間で正しい形に治っていくと思う、というお話でした。
頭蓋骨に穴を開けて手術を行ったのですが、どうやって閉じるんだろう…と思っていたのですが、チタンのメッシュプレートで穴を覆い2ミリ程度のサイズのネジで留め、筋肉などを乗せて皮膚を繋いだとのことでした。

C動物病院ではかつては人工関節などにも使われるような素材で穴をふさいでいたらしいのですが、老猫(老犬など)の場合、感染症の懸念があるため、今はチタンに変えたそうです。
退院の目途はまだ立っていませんが、チロルの回復は早い方だよ、と先生に言われました。

ただし、退院後も転倒や特に転落には気を付けるように、と注意されました。
ある程度動けるようになると、平行移動だけではなく上下移動もしたくなる、し始める可能性があり、万が一キャットタワーなどから転落した場合が一番危ない、と言われました。
キャットタワーは片付けるか、人がいないときはケージなどでチロルの動きを制限するなど、環境を整えてあげる必要があるそうです。
うちにはレオンもいるため、キャットタワーをなくすことは難しいかな、と思うのでケージの導入を考えています。

小さくて痛々しい姿のチロルを見るのはつらくてつらくて仕方がないんですが、家にいない、会えないことの方がつらくて寂しいので早く会いたいし早く帰ってきてほしいなと思っていたことを覚えています。

最後に術後のチロルの画像を載せます。
開頭手術のため、頭部に縫ったあとがあり、また痛々しい姿です。
苦手な方は閉じてくださいね。

【猫の闘病#14】手術の結果と入院生活

当日朝11時から手術開始でした。
都度病院からは状況の連絡をいただき、夕方に手術終了の連絡が来ました。
術後の連絡の時点で全身麻酔からも覚醒しているようでした。

【猫の闘病#10】MRI撮影の結果と決心にも書きましたが、腫瘍ができたのは右脳でした。
右半分上部あたりに大きめの腫瘍が1つと、右目下あたりに小さめの腫瘍が1つありました。
手術をお願いするかどうかの事前の診断の時点では、上部の腫瘍は比較的取りやすい位置にある、ただし、右目下あたりの腫瘍は、実際に見てみないと判断できないけど頭頂部からの手術では取りにくい場所にあるようでした。

手術前の動けないチロル

右目下あたりの腫瘍を取り除く場合、頭頂部からではなく顔の横からの手術が検討されますが、その場合顔面神経をほぼ確実に切ってしまうため、顔の右半分に後遺症が残る可能性が高く、かつ「てんかん」も発症しやすい場所のようです。
右側の顔面神経を切ってしまった場合、右目が閉じれなくなったり口の右半分が閉じられず垂れてきてしまったり、今までも割と大変だった生活レベルがさらに落ちる、というお話でした。
小さい腫瘍については当日大きい腫瘍を取り除いてから判断する、ということでした。

結果としては頭頂部からの手術で大きい腫瘍も小さい腫瘍も取り除けたようです。
取り除いた腫瘍を見ても髄膜腫で間違いがなかったようです。
小さい腫瘍を取り除いたあたりは脳の血を心臓に戻す管につながっていてそこを焼いて塞いでしまうと脳から心臓に血が戻せなくなってしまうため、そこは焼かずに腫瘍をとっただけだそうです。
腫瘍で圧迫された脳が首の方まで押し出されている脳ヘルニアの症状も改善しているとのこと。

一先ず、無事に手術が終わったこと、全身麻酔から目が覚めたことにも安心しています。
手術に取り組んでくださった先生も、手術に耐えたチロルも、本当に本当にお疲れさまでした。

術後翌日から面会が可能とのことなので、早々にチロルのお見舞いに行くことにしました。

【猫の闘病#12】入院します

手術のための入院は手術前日の夕方までに連れて行くことになっていました。
平日だったので、二人とも仕事を休んで車で連れて行きました。
チロルの脳腫瘍ができた場所的にはいつ発作が起きてもおかしくなかったようなのですが、幸い発症から入院当日まで発作を起こすこともなく過ごせました。

C病院に着き、診察室で手術への同意書にサインをしました。
MRI撮影の時と同様、全身麻酔を施すためそれが原因で死んでしまうかも知れない、術後の経過が芳しくなく死んでしまうかも知れないという不安は尽きませんでしたが、手術をして回復することを信じました。
チロルを預け、手術・入院の内金を支払ってこの日は終了しました。

興奮のせいかストレスのせいか、はたまた自分で毛繕いできなかったからなのか、2日前にはなんともなかったチロルの鼻がはげていました。

診療費
内金 200,000円
合計 200,000円

全額は入院期間によって変動するため、退院時の支払いとなります。

不安そうにしているチロルを見るのが辛くて、また帰り道に泣いてしまいました。
手術の成功と回復を信じているけど、それでも不安でした。

チロルが入院したことにより、数十日ぶりに寝室で眠ることができました。
そしてチロルが居ないことでレオンが「ひとりっ子」を謳歌します。

【猫の闘病#11】当時の生活

手術を決めてからは、ただただその日へ向けてできるだけチロルの体重が落ちないように気をつけていました。
この時のメモは全て自分のLINEに書いていました。

当時のLINEに書いていたメモより

当時あげていた脳圧降下剤はイソバイドでした。
1日4mlを朝と夜2回に分けてあげていました。
イソバイドのみでは飲んでくれないこともあったため、オリゴ糖やエネルギーちゅ〜るを混ぜて与えていました。
嫌がりすぎて飲めない日もありましたが、チロルにとって大きなストレスになるぐらいなら…と無理にあげることはしませんでした。
(画像の「シリンジ10ミリ」はクリティカルリキッドを指しています。)

2019年12月からはチロルの看病のために夫婦揃ってリビングに布団を敷いて寝ていました。
チロルの身動ぎに合わせて鳴る首輪の金属音で夜中・明け方に起きてごはんをあげたり、トイレに連れて行ったりしていました。
チロルは固形物はずっと食べておらず、食事はクリティカルリキッドとヒルズのa/d缶をあげていました。
ウェットフードは缶詰の蓋を開けていたため、ラップして冷蔵庫で保管していたので、あげるときはお皿に乗せてレンジで少し温めてあげていました。

座って食べるもうまく座れないチロル

手術のための入院までに一度薬が切れてしまうので、動物病院Bで追加で処方してもらいました。

診療費
内服薬 脳圧降下剤 1,000円 (200円×5日分)
内服薬 ステロイド 400円 (80円×5日分)
内服薬 粘膜保護剤 350円 (70円×5日分)
a/d缶 420円
消費税 217円
合計 2,387円

チロルのトイレについては、当初ペット用のおむつも検討し、一番小さいサイズを買って試しに一度つけてみたのですがチロルが嫌がり、それ以来こちらがタイミングを見てトイレに連れて行くことにしました
後日その話を主治医に話したところ、「猫はプライドの高い動物だから、自分におしっこやうんちが付くのはプライドが傷付くと思うので、本人(猫)が嫌がるならトイレに連れて行ってあげるのでいいと思いますよ」と言われました。
必要なこと以外はチロルのストレスになるようなことは極力したくなかったので、マンパワーで解決することにしました。

【猫の闘病#9】年末年始の看病

MRI撮影が終わったその日、そのままかかりつけの病院へ行き、今後の治療方針を決めました。
一先ずは脳圧が上がっているため、それを下げるための薬としてイソバイトを1日2回、脳腫瘍の浮腫を防ぐためのステロイド、胃粘膜を守るための粘膜保護剤を1日1回、皮下点滴は2日に1回30ミリに変更になりました。

診療費
再診 600円
皮下点滴 2,000円
内服薬 脳圧降下剤 1,000円(200円×5日分)
内服薬 ステロイド 400円(80円×5日分)
内服薬 粘膜保護剤 350円 (70円×5日分)
消費税 435円
合計 4,785円


この頃にはチロルは自分でトイレに行くことができず、こちらがタイミングを見てトイレに連れていき、支えているとそのうちおしっこやうんちをする、という感じでした。
不幸中の幸いというか、ちょうどこの時期は年末年始のためお互いの会社も休みだったのでつきっきりで面倒をみることができました。

チロルの寝床を作ったのにレオンに奪われる図(チロルは隣の家で寝てる)


12/30に体重がついに2kgを下回り、1.9kgでした。
毎日薬をあげていたのですが、苦いらしく全然飲んでくれないことばかりでした。
年明けに主治医に相談したら、オリゴ糖などに混ぜると苦みが緩和されて飲みやすくなると思う、ということだったので、病院の帰りにすぐオリゴ糖を買って帰りました。
相変わらず飲んでくれないものの、以前よりは多少…ちょっとは…飲んでるかな…という感じです。

イソバイトが効いているのかステロイドが効いているのかわかりませんが、ウェットフードを食べる量やクリティカルリキッドを飲める量が少し増えてきました。
(あんまり話に出てこない)レオンが食欲旺盛すぎるのですが、明け方に「お腹空いた!」と大きい声で起こしてくるのでごはんをあげると、それに便乗してチロルも食べたがります。
朝4時半にウェットフードをスプーン1杯分あげ、朝8時にまたスプーン1杯、17時、23時にそれぞれスプーン1杯ずつという感じです。

MRI撮影からC病院での診察を行うまで、年末年始を挟み2週間程度期間がありました。
その間も投薬は続いていたため、1/2と1/6に薬を処方してもらいに動物病院Bへ通っていました。
1/2にはチロルも連れて行っていたので体重を量ってもらいました。

2020/1/1のチロル


1/2 1.94kg

診療費
再診 600円
内服薬 脳圧降下剤 1,000円 (200円×5日分)
内服薬 ステロイド 400円 (80円×5日分)
内服薬 粘膜保護剤 350円 (70円×5日分)
シリンジ50ml 1,150円 (230円×5日分)
注射針 300円 (60円×5日分)
翼状針 300円 (60円×5日分)
消費税 445円
合計 4,895円



1/6 1.9kg(私+チロル−チロルで体重を量った日)

診療費
内服薬 脳圧降下剤 1,000円(200円×5日分)
消費税 100円
合計 1,100円

【猫の闘病#7】脳の病気?

自宅で皮下点滴を行うまでは2日に一度、2回動物病院Bへ行き、主治医に皮下点滴を行なってもらっていました。
以下が通院の度にかかりました。

診療費
再診600円
皮下点滴2,000円
合計2,600円

自宅で皮下点滴を行うようになってからは5日分の輸液、注射針などを購入していました。
皮下点滴は1日に50mlでした。

診療費
再診600円
消毒綿0円
シリンジ50ml1,150円 (230円×5日分)
注射針300円 (60円×5日分)
翼状針300円 (130円×5日分)
輸液剤(500ml)800円
合計3,500円

輸液がなくなる前に動物病院Bへチロルを連れて行き、容体を診てもらったり体重を量ってもらっていました。

皮下点滴については、私が「猫に針を刺す」ということが怖くできなかったため、夫におねがいしました。
私はチロルに声をかけたり押さえたりする係をしていました。

動物病院Bの主治医からは12月に入る前から脳の病気かもしれない、という話は出ていました。
しかるべき施設でMRIの撮影をしてみた方がいい、ということでした。
しかし私も夫も、まさかそんな大きな病気に自分の猫が罹るなんて微塵も思っておらず、単純にMRIの撮影は高額だし、今の体重の落ちたチロルに全身麻酔かけるのは危険な気がするので、もっと体重が増えてから検討しようと思っていました。
12月中旬は病院からはステロイドと粘膜保護剤をもらって飲ませていました。
もちろん皮下点滴は続いています。

診療費
再診600円
血液一般検査・CBC1,500円
血液生化学検査3,000円
電解質1,000円
内服薬 消炎剤400円 (80円×5日分)
内服薬 粘膜保護剤490円 (70円×5日分)
内服薬 免疫抑制剤2,500円
消毒綿0円
シリンジ50ml1,150円 (230円×5日分)
注射針300円 (60円×5日分)
翼状針650円 (130円×5日分)
輸液剤(500ml)800円
合計13,728円

【猫の闘病#6】点滴はじめる

静脈点滴のため1日入院。
連れて帰ると割と活発に家の中を動き回り、ごはんはあまり食べませんでしたがトイレに自分で入りおしっこをしました。
翌日朝にはしばらく登っていなかったキャットタワーについている家の中で寝ていました。
静脈点滴の効果ありかな?という感じでひと安心。
相変わらず便は2日に1度ぐらいの頻度でした。


体重が減り続けていたので私とチロルで体重計に乗り、そこから私の体重を引く、という方法で体重を量っていました。
この計測方法で12月1日には2.4kgでした。

数日後、また朝5時ぐらいに物音で起きた私が猫トイレを覗くと、倒れて動けなくなっているチロルがいました。
抱き起こし、ちゅーるをあげたら1本弱食べました。


この頃は動物病院Bで進められたヒルズのa/d缶や、ロイヤルカナンのクリティカルリキッドをあげていました。

ロイヤルカナン クリティカルリキッド


a/d缶は1回の食事でスプーン1杯分ぐらいしか食べられず、これ以上体重を落とさないように気を付けて、と病院からも言われていたため、クリティカルリキッド5ミリぐらいを1日に何度かあげていました。
また、動物病院Bの先生は自宅での皮下点滴を勧めてくれたので12月初旬には自宅で皮下点滴を行っていました。

病院でやっても構わないけど、連れてくることでチロルの感じるストレスや、飼い主側の生活などにも配慮していただいたんだと思います。

シリンジでクリティカルリキッドをあげて、療養用の高カロリーちゅーるをあげて、ヒルズのa/d缶をあげて、という生活をしていましたが、体重は一向に増えず。

12月7日 2.34kg
12月14日 2.2kg
12月19日 2.15kg
日々体重が減っていくばかりでした。

【猫の闘病#5】チロル初検査入院

相変わらずソファの下が定位置でずっと隠れていたのですが、ある日「寝転ぶ」というより「倒れる」ような感じでどさっと寝転がったので慌ててソファの下から引きずり出してちゅーるを与えたら食べました。
この頃から私も夜中にチロルの鳴き声が聞こえると飛び起きてリビングまで様子を見に行く生活になってきました。


夜中~早朝にかけて見に行くと、トイレでうずくまっていたりすることが多く、どうやらトイレの後に出られないようでした。
よだれも出始めていたので、トイレの砂がよだれで口にくっついてしまったりしていました。
ただの体調不良や食欲不振ではなく、大分様子がおかしいなとやっと思い始めたころだと思います。

動物病院Bにまた連れていき、状態を診てもらうと体重が2.64kgに落ちていました。
今更ですがエイズ白血病検査も行い、陰性。
甲状腺の問題かも、とも言われていましたがそれも問題なし。
血液検査ではすこし血糖値が高いかな、という感じでした。
この日は静脈点滴を行うため、1日動物病院Bに入院しました。

診療費
再診600円
入院(猫)3,000円 (1,500円*2日分)
入院内金20,000円
皮下注射 セレニア2,000円
皮下注射 コンペニア0円
静脈カテーテル留置(血管確保)850円
静脈点滴(10g未満、1日につき)10,000円 (5,000円*2日分)
検査科 スナップfPL3,800円
血液一般検査・CBC1,500円
血液生化学検査4,000円 (500円*8)
電解質1,000円
T4(甲状腺)0円
血液ウイルス検査(FeLV)(FIV)4,200円
合計34,045円

ソファの下が定位置でしたが、ごはんも薬もあげづらかったため、入院中にソファの足を外して下に潜り込めないようにしました。
新たにチロルの「家」も導入したのでトイレとごはん、薬の時間以外はこの「家」で寝て過ごすようになりました。
キャットタワーには登ろうとするけど足を踏み外したり、登ったはいいものの、降りれなかったりするので相変わらずヒヤヒヤしてたんですが、いつの間にか登ることをやめていました。
ほっとした半面、「登れない」ほど体調が悪いんだなと思い、悲しくもなりました。

チロルの家