【猫の通院#2】いざ病院

病院に行く日です。
この日は具合が良さそうなら通院しなくていいかなと思っていましたが、前日から変わらずドライフードを食べず、猫トイレに排便もなし、顔つきも微妙だったのでやはり病院行くことにしました。
一応仕事があったので、午後早退しました。
関係ないけど、このご時世でリモートワークになってこういう時に動きやすくなったのがすごく助かりますね。
コロナは早く終息してほしいけど、リモートワークは今後も根付いてほしいところです。

病院行くにあたって、大変なのはチロをキャリーに入れることです。
行く直前にキャリーを出すと、レオンもチロも何かを勘づいてベッドの下とかに逃げ込まれてしまうので、朝からリビングにキャリーを出しておきます。


するとレオンが様子を見にきます。
レオンは行きませんよ。
気づかずに(人間の)ベッドで寝ているチロを捕まえて、にゃおにゃお文句を言われながらキャリーに詰め込みました。

エレベーターの鏡に映る怯えるチロ

移動はタクシーなので大丈夫だろうとは思いつつ、寒かったのでレンジでチンするタイプの湯たんぽと、もう使わなくなったバスタオルを詰め込みました。

事前に予約していたのでいつもの先生に診ていただきました。
体重は2.88kg、前回(2020年8月)が3.28kgだったので0.4kg減りました。
前回が1年以上前なのであまり参考にはならないけど、脱水で減ってしまったかもしれないと言われました。
触診をしてもらい、お腹の中の便がカサカサなのがわかるそうです。
口の中も見てもらい、口内炎など口中の異常はありませんでした。
少し脱水しているようなので、皮下点滴をしてもらいました。
そして、意味があるかは微妙だけど、と言われつつ血液検査をしてもらいました。
脱水のせいで注射針を刺しても血がうまく採れず、刺し直しになってしまいかわいそうでした。

血液検査の結果を待つ間に少し先生とお話をしました。
この時期の猫は寝てばかりいて飲み食いが疎かになるので脱水になりがちだそうです。
また、知らない人(ダ●キンの人がクリーニングに来た)が2時間滞在したことでストレスによる食欲不振かも知れないそうなので、しばらくはお皿からではなく手からあげてご機嫌をとった方が良いかも、とのことでした。

血液検査の結果が出ました。
特に大きな異常値はなく、脱水で少し数値が上がっている項目があるぐらいでした。
皮下点滴してお薬をもらい、1週間経っても改善されないようであれば再受診ということで様子を見る事になりました。

今回のお会計

診療費
再診療 500円
血液一般検査・CBC 1,500円
血液生化学検査 5,830円
電解質 1,000円
皮下点滴 2,100円
皮下注射 2,100
内服薬 粘膜保護剤(オメプラゾール) 400円
内服薬 胃運動調整剤・食欲増進剤(プリンペラン) 320円
消費税 1,375円
合計 15,125円

処方された薬は1日2回服用です。
我が家の猫ふたり揃って薬を飲むのが苦手すぎて、いつもお薬が出るとめちゃくちゃ苦労しています。
そんな中、夫が編み出した投薬方法を次回書きたいと思います。

帰り道のチロ

【猫の通院#1】何となく感じる異変

Twitterにも投稿してたんですが、なんだかビミョ〜〜〜にチロの具合が良くなさそうでした。

夫からは「そんな変わりなくない?」と言われましたが、本当にビミョ〜〜〜な「いつもとなんか違う」感じでした。
冬場でずっと毛布の中で寝てばかりだからか、ごはんを食べる回数が減ったり水を飲む回数が減ってるなとは思っていたんですが、それと併せて排便回数も少ないな?とちょうど思っていました。
あと、具合が良くなさそうと思う前日に、ダ●キンさんに床のクリーニングに来てもらったので、他人が長時間家にいたことによるストレスもあるのかな〜と思っていました。

顔を合わせるといつもと違うか細い声でこちらに呼びかけ、またしきりに口まわりをぺろぺろしていました。
何も食べてないのにぺろぺろするのは変だなと思い、検索してみると「口内炎などで痛みがあるかも」と出てきて不安になり、翌日仕事を早退していつもの動物病院へ行くことにしました。
この日はドライフードは食べないかなと思ったので、急遽スーパーでウェットフードを購入しました。

今回購入したのはアイシア キャットフード おにく生活 チキン味 です。

おにく生活

1袋60グラムを半分にしてチロとレオンにあげました。
レオンは普通にカリカリで問題ないんですけど、チロだけウェットフードあげるとレオンがよこせよこせとめちゃくちゃ主張するので、半分ずつです。

ちなみに我が家では水は3セット用意しています。

自動給水器(上)、水用の猫皿(右)、新しく追加された小さい器(左)

水も冷たいと飲まないのかなと思い、水道から出る温度のお湯に入れ替えたりとこまめにしてたんですが、レオンは割と飲むものの、チロが飲んでる様子は最近あまり見られませんでした。

チロについては脳腫瘍の過去があったため、小さなきっかけで何かあったら困ると思い、今回は早めに行動することしました。


【猫との生活#6】新たなトイレからいつものトイレへ

横からの出入りだから砂が落ちやすいのでは?ということで、新しいタイプのトイレを導入してみました。

アイリスオーヤマの「上から猫トイレ」です。
システムトイレの方を購入しました。
トイレ砂シートは同じものを使用しました。

これ、蓋の上に乗って穴から入るタイプのトイレなので、猫砂の飛び散りは確かに減りました。
指の間に砂を挟んでも、トイレから出るときに蓋の上を経由して降りると蓋の窪みに砂が挟まります。
ただ、蓋を経由しないでトイレの穴から直に床に飛び出されると、割と砂も飛びます。

併用

蓋の対価重量は8kgだそうですが、当時6kgのレオンが乗って使っていると、徐々に蓋が沈んでいきました…。
最終的に蓋が歪んでしまい、真っ直ぐには戻りませんでした。
あと、これは使う猫のおしっこの仕方によるとは思うんですが、レオンがこのトイレを使う時、スプレーするように壁に向かっておしっこをしていました。
そのため、壁を伝って流れるおしっこがペットシートからはみ出してしまい、ちゃんと吸収されず水溜りになってしまうことが何度かありました。
それを阻止するために、壁にもペットシーツ当てるんですが、おかげで1度の取り替えに3枚のペットシートが必要になるというコスパの悪い状態になりました。
かといって3枚使わないと、おしっこが水溜りになりこの掃除の嫌さがもう本当に辛いです。


また、Amazonのレビューにもありましたけど、排泄の場所によっては「今したばかりのブツを踏みながら飛び出してくる」ことがあります。
それもまた嫌さがすごいです。
あと普通にレオンには狭そうでした。
なんか空気もこもって臭そうだったし…(文句ばっかり)。

このトイレの購入時期は2019年10月頃でした。
そうです、チロルの不調が始まりだした頃です。
レオンはともかく、身体の自由が効かなくなってきたチロルにはなかなか使いづらかったのでは無いかと思います。

チロルの様子が気になりすぎて、トイレに行くそぶりをするたびに付いて行きました。
レオンが使うにもなんだかちょっと狭そうだし、おしっこは壁に飛ぶし、チロルが使うにもジャンプする必要があって怖かったので、結局チロルが退院する頃にはこのトイレの使用を諦めて、今まで通りのハーフフードのシステムトイレに戻しました。
そろそろ拭っても汚れが取れなくなってきたので買い替えたい時期ではあります。

このトイレは流石にお譲りに出すのはな〜と思い、粗大ゴミで処分しました。
燃えるゴミ・燃えないゴミで出すにはサイズが大きすぎました。

【猫との生活#5】安定の猫トイレ

猫用システムトイレが普及するまでは固まる砂タイプのトイレを使っていましたが、実家で猫を買っていた頃からシステムトイレが主流でした。
実家を出てからレオンと出会い、生活を始めた時からは完全にシステムトイレのみ使っています。

最初に買ったのはおそらくアイリスオーヤマのフード付きトイレだったと思います。

こういうの

砂も散らないし、臭いもフードで覆われているのでそこまで気にならなかったような気がします。
ただ、トイレを終えて砂かきをするレオンの爪がフードに引っかかってキィキィと鳴っていたのが嫌で、最終的にフードを外して使っていました。
フードの意味。

何年か使うと、洗っても取れない汚れが蓄積してしまい、買い替えました。
何度かフードありなしを行き来し、今はフードなしです。


一人暮らしだった時は、猫2匹なのに猫トイレを2台置くスペースがなく、1台で運用していたので週に2回ある燃えるゴミの日に毎回シートの取り替えをし、半月に1度砂の交換をしていました。
(猫の頭数+1台が理想的とされています)
使用していたのはユニチャームの1週間消臭・抗菌 デオトイレ 取りかえ専用 消臭サンドデオトイレ 1週間消臭・抗菌シートです。

以前も書きましたが、レオンもチロルも家に来た時から、トイレを失敗したことがありません。
スプレーなど覚える前に去勢も行ったので、スプレーに悩むこともありませんでした。
何度か引っ越したこともありましたが、都度きちんとトイレの場所は覚え直してくれます。

夫と生活を一緒にすることをきっかけに、猫トイレの台数がついに1台から2台に増えました。
それでも理想よりは少ないですが、今までに比べればだいぶ環境は改善されたかなと思います。
猫砂の飛び散りが多いなと思ってはいたので、都度小さいホウキ・チリトリセットで掃除していましたが、「出入り口が全開だから砂が飛び散るのでは?」という至極当然の問いにまた戻り着きます。

そこで登場するのが新しい猫トイレです。

一人暮らしの家


【謹賀新年】今年もよろしくお願いします

三が日を過ぎてからブログ書きはじめました。
2021年12月は1つもブログを書くこともなく…何をしていたのかというと、ポケモンを……私はブリリアントダイヤモンドやってます。
年内に殿堂入りを済ませ、今はやり込み要素中なんですが、目的がないと何をしていいのかわからずウロウロしています。

きちんとした記事を書こうとするとネタが無いとか画像作るとか色々と気持ちが面倒臭くなってしまうので、2022年はもう少しラフな感じにブログを続けることを目標にしたいと思います。
チロルの脳腫瘍闘病記ほど大きなコンテンツはないのですが、今年も我が家のレオンとチロルとの生活について書いていきますのでよろしくお願いします。

短いですが、今回はここまで。

正月が終わっても、猫たちの寝正月は終わらない。


【猫との生活#4】尽きぬカリカリへの悩み

前回のカリカリ話から数ヶ月、また少し変化があったので忘れないうちにブログにします。

相変わらず、自動給餌器と手動(マンパワー)で何とかしているだけですが、やはりレオンの吐き戻しがまだ続きます。
今食べているフードの粒が大きすぎるのかと思い、ペットショップ店員さんに今のフードと同じような成分で粒が小さめのものがないか聞いてみましたが、やはりある程度同じぐらいの粒のサイズのようでした。
そこで提案されたのが、今のフードを細かく砕いて与えてみるのはどうか、ということでした。
なるほどと思い、早速そのショップで取り扱いがないか確認してもらうも、残念なことにそのショップにはありませんでした。

帰宅してから検索して見つけました。


ペティオ (Petio) ヘルス プログラム フードクラッシャー ハンディ ペット用です。

超短い使用動画です。
今回は2回しかプッシュしてないので割と元のフードの形が残ったままです。

さらにプッシュするともっと細かく粉砕できます。
流石に粉砕しすぎると食感無くて物足りないかなと思ったので、ある程度形の残った状態であげています。

レオンはフードの形状にこだわりがないので、砕かれてようが水でふやかされてようが問題なく食べてくれるので大変助かります。
相変わらずマンパワー頼みではありますが、これを使うことでまた少し吐き戻しはおさまりました。

いずれはウェットフードにするのがいいかなとは思うものの、食いつきが良すぎて吐くイメージしか今はないので、投薬などがない限りはドライフードを与えるつもりでした。
ただ、最近以下のツイートを見かけて、確かになんでも食べられるようにしておくに越したことは無いなと思っています。


我が家もチロが脳腫瘍でごはんを自力で食べられない時に苦労したのを思い出しました。
ドライフード以外もペットフードを食べ慣れておくのは重要ですね。

今回でも解決し切らないと思われるフード問題。
また進展あればブログに起こそうと思います。

【猫との馴れ初め#チロル篇】命名「美少女」

家に子猫を連れて帰り、あまりにもノミだらけだったので、翌日レオンがお世話になった動物病院へ連れて行きました。
そこでノミ取り薬を点してもらったり健康診断をしてもらいました。
当時生後2ヶ月ぐらいの雄猫、ノミがたくさんいること以外特筆することはありませんでした。
レオンが綺麗すぎたぐらいなので、野良猫としては普通にノミがいるぐらいだったようです。

病院へ行くにあたり、名前が必要だったので考えたのですが、相変わらずのネーミングセンスの無さにより、決められませんでした。
先住猫がレオンなんだから、映画的に行くとマチルダでしょって感じなんですが、なんせ子猫は雄なので…
同居人と相談したところ、当時子猫を含む野良猫たちが生活していたのがダンボールや発泡スチロールだから、そこから名前を付けようと言われました。
そうです、皆様ご存知我が家の次男坊チロルですが、その名前は「発泡スチロール」からもじっています。
スチロールは「Styrol」と書くらしく、字面が可愛くないのでチロルチョコの「TIROL」としています。

チロルが来てから数日、ノミが落ち着いた頃にチロルをトリミングサロンに連れて行き綺麗にしてもらってからレオンとチロルを同じ部屋で生活させ始めました。
レオンの暴れん坊と人見知りでチロルをいじめたりしないかと心配だったのですが、子猫を前にしたレオンは突然母性を開花したらしく、人(猫)が変わったように子猫に優しく接していました。

寝てるレオンにチロルが乗っかっても暴れず怒らず、したいようにさせていました。
この絵面、アリクイの親子みたいだなと思いました。

子猫のチロルはそれはもう顔が可愛くて可愛くて、友人にも「美少女猫だよ」と言って紹介しました。
雄です、雄ですが美少女顔でした。
レオンとは違い、噛み付いたり引っ掻いたりといったことはあまり無かった気がします。
多分レオンがきちんとチロルの相手をしてくれていたんじゃないかと思います。

美少女顔

レオンとチロルが仲良くなったので結果オーライなんですが、保護猫などにある所謂トライアルということも一切なく突然家族になりました。
レオン(恐らく)1歳、チロル(恐らく)2ヶ月と人間二人との生活が始まりました。

ちなみに、レオンもチロルも1歳を越えてから去勢手術を行いました。
チロルは体型も性格も変わりませんでしたが、レオンは性格も体格も丸くなったように思います。

2009年9月撮影

今も割と体格差があると思いますが、成猫と子猫だと更に体格差がすごいですね。

【猫との馴れ初め#チロル篇】NOMIとの遭遇

レオンを迎えてから数ヶ月経つも暴れん坊は相変わらずでした。
しかしながら、当時は私も同居人もアルバイトを掛け持ちしていたため、仕事のために半日以上家を空けている日がほとんどでした。
1日の日のほとんどをひとりで過ごしているのは寂しいかなと思い、同居人と「縁があればもう一匹迎えたいね」と話していました。
また、年下猫が来れば、多少レオンの暴れん坊も治まるのでは?という期待もありました。

そんな2009年7月、ついに縁が訪れます。
訪れるというか、捕まえに行った感じですが…。

当時住んでいた地域の商店街の中に、野良猫たちに軒先だけ貸しているようなお店がありました。
そこにはダンボールや発泡スチロールを家にした子猫や成猫が生活しており、いつでも猫を見かけることができました。
ある日当時の同居人から、「猫を拾うならあそこだけど、今日拾わないならもう二匹目はないよ」と言われ、急遽もう一匹家族に迎える決意を固めました。
なんで同居人がそんなこと決められるのかは今でもよくわかりませんが、当時の私には彼女の許可が必要だと思っていました。

数ある猫の中から猫を選ぶことができなかったので、コンビニで猫缶を買い、そこに置いて食べに出て来た猫を連れて帰ることにしました。
そして果敢にも出てきた子猫をカバンに入れて連れて帰りました。
今思うと完全に誘拐なんですが…正しい猫の迎え方ではないので参考にしてはいけませんね。

それまでは「レオンの妹がいいな!」と言っていたんですが、子猫を抱き上げたところ雄でした。
雄だから要らないという判断は絶対にしたくなかったので、そのまま連れて帰りました。
家に着いてすぐ浴室に連れていくと、それまで一言も鳴かなかった子猫がついに大声で鳴き始めました。
ずっと静かだったので心配していたんですが、大きい声を出してほっとしました。
そのまま同居人が浴室で軽く猫を洗ってくれました。
シャワーをしている最中に「子猫は隔離した方がいい」と同居人が言って来たので、どうしてかと聞くと「お腹にめちゃくちゃノミがいる。レオンにうつっちゃうよ」とのことでした。
それはもう大量のノミがいたらしく、急拵えでケージを用意してリビングの一角に子猫用の部屋を用意しました。
私は集合体恐怖症なのでその大量のノミは見てません。

2009年9月のチロル

2009年9月からの画像しかないので、恐らく8月中に携帯を海に沈めたようですね。

【猫との馴れ初め#レオン篇】立派な暴れん坊

前回も書きましたが、引き取ったレオンはそれはもう元気な子猫で、走り回り引っ掻き噛み付くという大変な暴れん坊でした。
幸い、トイレやごはん、爪研ぎの場所はすぐに覚えたので我が家に来てから今まで粗相はありません。
今思うと子猫の幼さと体力だなと分かりますが、自分で子猫から飼育するのは初めてだったので、(文字通り)毎日手を血みどろにしながら一緒に遊んだりして過ごしていました。

前回書き忘れたんですが、引き取った時点でレオンはすでに離乳が完了しているようでした。
歯も生え揃っていたので、うちに来た初日から子猫用ドライフードを与えていました。
当時はアルバイトを2つ掛け持ちしていたため、手のかからない子猫だったので大変助かりました。

レオンを迎えて最初のお正月に実家に顔を出しに行くことにしていました。
そしてちょうど同じタイミングでテレビとレコーダーを買い替え、配送と設置を業者にお願いしていました。
配送と設置を見届けたら実家に行こうと思って準備していたのですが、業者が家に入ってきたことでレオンがパニックになってしまいました。
業者の人たちは通常、玄関を開けたまま搬入して作業をするのですが、その開けたままの玄関からレオンが飛び出しそうになってしまい、慌ててそれを取り押さえました。
何と言うことでしょう、若く体力も力もあるレオンを取り押さえたその瞬間に、右手をざっくりと引っ掻かれてしまいました。
住んでいたのが1階だったので、玄関から逃げられたらそのまま外に出てしまうため、本当に焦りました。

同居人に急いでガーゼやらでっかい絆創膏やらを絆創膏やらを買って来てもらい手当てをしてもらいつつ、テレビとレコーダーの設置完了を見届けました。
当時設置に来てくれた業者の人も、それはもうびっくりしていました。
この一件があってから、宅内に業者に入ってもらうときは完全に玄関を閉めてもらうように徹底しました。

これが血みどろの歴史を持つテレビとレコーダーとレオン

実家に顔を出す約束があったので、手当てしてもらった状態で実家に行きました。
両親からは傷だらけの手を見て「乱暴な猫!」と言われましたが、レオンを別の部屋に隠すなりキャリーケースに入れるなりと対策を取っていなかった私に非があるので「そんなことない!!!」と喧嘩したりしながらお正月を過ごしました。
レオンが心配なのですぐ帰りましたけど。

当時住んでいた部屋にはキッチンカウンターのようなものがあり、大体レオンはそこにいました。
今からは考えられないけど、ここにジャンプして乗っていたんだなあ…。

2009年9月の写真ですがまだ眉毛がありますね。
次はチロルの登場です。

【猫との馴れ初め#レオン篇】出会いと名付け

今回はレオンとチロルが家族になるまでのことを書こうと思います。

レオンと出会ったのは2008年10月でした。
当時友人とルームシェアをしており、猫と犬のいる実家から離れていました。
私の実家では、私が子供の頃から猫が絶えたことがなく、猫のいない環境で生活するのは淋しくなるなあ、と思っていました。
新しい環境で生活を始めて数ヶ月、案の定猫が恋しくなってしまいました。

当時住んでいたマンションはペットOKだったので、タイミングが合えば猫を迎えたいな〜〜〜と思っていました。
そしてある日、先に出勤した同居人から電話があり、私たちが住んでいるマンションの近くのマンションで迷い子猫がいて、保護されているとのことでした。
飼い主が現れなければ里親を探すつもりらしく、これこそ「タイミング」だと思ったので里親に立候補しました。
数日経っても飼い主らしき人は現れなかったので、我が家にもらわれることになりました。

引き取って早々に猫グッズを急いで購入しました。
といっても猫トイレ、餌・水皿、病院に連れて行くためのキャリーのみですが。

動物病院へ連れて行ったところ、生後3ヶ月ぐらいの雄猫でした。
野良猫の割にはノミがいなく、綺麗な状態だったので、獣医先生曰く「飼い猫のこどもがどこからか逃げてきてしまったのかも」とのことでした。

うちの子にするにあたり、悩むのが名前です。
今までの実家の猫・犬たちは全て両親が名付けていました。
自分の飽き性に自信のある私なので、一度名前を決めてもすぐ飽きてしまうのでないかと不安でした。
飽きたからといって急に名前を変えることはないと思いますが、自分に信用がないのです。
名付けに悩んでいたところ、同居人に「レオンという名前はどう?」と言われました。
10月に引き取った時に生後3ヶ月ぐらいだったので、7月生まれで恐らく獅子座なこと、半目(瞬膜が丸見え)で眠るところからジャン・レノ出演の映画「LEON」から採用されました。
映画「LEON」のレオンは半目ではなく片目を開けて眠るんですが…それはまあご愛嬌で……。

自主性のない私はレオンを即採用しました。
うちの子になったレオンは小さくて元気で可愛い子猫でした。
元気すぎて毎日家の中を走り回り、触れば噛みつき、撫でれば引っ掻いてくるやんちゃボーイでした。
おかげで当時は毎日手から腕にかけて傷だらけでした。

この記事を書いていて本当に残念なのが、当時の子猫レオンの写真が一切残っていないことです。
当時沖縄に旅行に行った際、水着のポケットに携帯(当時ガラケー)を入れたまま海に入ってしまい、全てのデータを失いました。
バックアップもしていない私はなんて愚かなんでしょうか…今になっても悔やまれます。

この画像は2009年の1歳を過ぎたレオンです。
今より顔が幼いし、眉毛があります(現在はチロルが舐め尽くしてしまったので眉毛がない)。