【猫との馴れ初め#チロル篇】NOMIとの遭遇

レオンを迎えてから数ヶ月経つも暴れん坊は相変わらずでした。
しかしながら、当時は私も同居人もアルバイトを掛け持ちしていたため、仕事のために半日以上家を空けている日がほとんどでした。
1日の日のほとんどをひとりで過ごしているのは寂しいかなと思い、同居人と「縁があればもう一匹迎えたいね」と話していました。
また、年下猫が来れば、多少レオンの暴れん坊も治まるのでは?という期待もありました。

そんな2009年7月、ついに縁が訪れます。
訪れるというか、捕まえに行った感じですが…。

当時住んでいた地域の商店街の中に、野良猫たちに軒先だけ貸しているようなお店がありました。
そこにはダンボールや発泡スチロールを家にした子猫や成猫が生活しており、いつでも猫を見かけることができました。
ある日当時の同居人から、「猫を拾うならあそこだけど、今日拾わないならもう二匹目はないよ」と言われ、急遽もう一匹家族に迎える決意を固めました。
なんで同居人がそんなこと決められるのかは今でもよくわかりませんが、当時の私には彼女の許可が必要だと思っていました。

数ある猫の中から猫を選ぶことができなかったので、コンビニで猫缶を買い、そこに置いて食べに出て来た猫を連れて帰ることにしました。
そして果敢にも出てきた子猫をカバンに入れて連れて帰りました。
今思うと完全に誘拐なんですが…正しい猫の迎え方ではないので参考にしてはいけませんね。

それまでは「レオンの妹がいいな!」と言っていたんですが、子猫を抱き上げたところ雄でした。
雄だから要らないという判断は絶対にしたくなかったので、そのまま連れて帰りました。
家に着いてすぐ浴室に連れていくと、それまで一言も鳴かなかった子猫がついに大声で鳴き始めました。
ずっと静かだったので心配していたんですが、大きい声を出してほっとしました。
そのまま同居人が浴室で軽く猫を洗ってくれました。
シャワーをしている最中に「子猫は隔離した方がいい」と同居人が言って来たので、どうしてかと聞くと「お腹にめちゃくちゃノミがいる。レオンにうつっちゃうよ」とのことでした。
それはもう大量のノミがいたらしく、急拵えでケージを用意してリビングの一角に子猫用の部屋を用意しました。
私は集合体恐怖症なのでその大量のノミは見てません。

2009年9月のチロル

2009年9月からの画像しかないので、恐らく8月中に携帯を海に沈めたようですね。

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