【猫の闘病#20】ペット保険について

うちのねこふたりは今までも特に大きな病気もなく、病院に行くのは年に1回あるかないかぐらいだったので、ペット保険には加入していませんでした。
2017〜2018年ぐらい前に漸く「あんしんペット保険」に加入しました。
ただ、月額が安いタイプの保険に入っていたので、自己負担額が14,000円と高く、申請できる金額に到達することの方が少ないです。
チロルは3ヶ月ぐらいで何度も通院し、その都度医療費は払っていましたが、保険申請はできませんでした。
1泊入院したり、レントゲンや血液検査を併せて行った時ぐらいしか14,000円を越えることってないんですよね。
保険に関しては本当に無知だったので、「今の収入から払える保険料」で考えて加入してしまったことは失敗でした。
今となってはの話ですけど、月額高くてもいいから自己負担が低い方がよかったなと思います。

もしもの時に躊躇しないでお金を使う選択ができるかどうかって、本当に難しいです。
今ですら貯金のない私がまだ結婚していなくて、ひとりぐらしで(仮に実家暮らしであったとしても)この状況になっていたら、私ひとりではチロルは救えませんでした。
MRI検査すらできないまま、原因がわからないまま、チロルはゆっくりゆっくり苦しみ続けて死んでいたんだろうなと思うとぞっとします。
お金のために夫と結婚したわけではもちろんないけど、「後悔の無いように」と言って治療費を惜しまないでいてくれた夫には感謝しかありません。

チロルの病気を受けて、保険って本当に「保険」だなと痛感しました。
保険に加入しても病院のお世話にならないで生活できる子もいるし、今回のチロルのように大掛かりな手術にまで発展してしまうケースもあります。
正直「猫のためにそこまでする?」って意見もあると思います。
でも私や夫は「そこまでする」側の人間でした。
きっとレオンが同じように病気になったとしても同じ選択をするんだろうなと思っています。

次回からは保険請求ができた診察費と返ってきた保険料を載せていきたいと思います。

ソファの定位置にいるレオンにくっつきたいチロル

Published by

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です