⚠️ブログ内に猫の遺骨の写真・動画があります。
火葬が終わるまでの間、何してたのか全く覚えてないですが、担当の方から電話で呼ばれお骨上げをしに火葬車のところまで行きました。
外に出ると雨でした。火葬するまでは曇り空だったのに、結構強く降っていました。
火葬を終えたレオンと対面です。
⚠️レオンの遺骨の写真・動画があります↓

火葬車の炉の温度では内臓が焼け切れず、黒く残ってしまうそうです。
私にはこの焼け残った内臓と骨の色味がそのままレオンの柄に見えました。
焼けてもレオンは変わらずそこにいるんだなと勝手に存在を感じました。
プランに「無料粉骨サービス」というのがありました。
自宅でお骨を保管する際、スペースをあまり取らないよう小さい骨壷に入れられるようお骨をパウダー状にしてくれるそうです。
スペースの問題でそのサービスを受ける方もいるし、亡くなったばかりのペットの骨を粉砕するのは辛い、という方もいるようです。
私たちも後者でしたし、スペースも特に問題なかったので粉砕せず、そのままお骨上げすることにしました。
担当の方にどれがどの部位なのかを説明してもらってからお骨上げをします。
身体の悪いところが焼け残って黒いんじゃないんだね、みたいなことを話しながらレオンのでっかい足の骨を拾います。
レオンは最終的に3.3kgまで体重は落ちたけど、最盛期は7kg近くまで大きくなったので、そりゃ残る骨もでっかいよね、と思っています。
腕の骨です。
これもまたでっかくて骨壷からはみ出てていっそ笑いました。
骨壷に収まるよう、夫が腕をたたみました。

めちゃくちゃピンボケしてて写ってないに等しいんですけど、猫の尻尾の骨って星の形をしているらしいです。
プランに「思い出グッズ」というのがあり、遺骨を入れておける小さいカプセルをもらっています。
この小さい星形の尻尾の骨を入れました。
大きなお骨を骨壷に入れ終え、細かい骨と焼け残った内臓や一緒に焼いた棺を集めてふるいにかけ、骨だけを骨壷に入れてもらいます。
青く見えるのは胆嚢だそうです。綺麗な色です。

大きい骨、小さい細かい骨を入れ終えたので、最後に頭です。
箸でやってもいいし、軍手をつけて手でやってもいい、ただ脆いので気をつけてください、と言われました。
これがレオンに触れられる最後なので、素手でやることにしました。
焼いたレオンはもう熱くありませんでした。
思った以上に脆いです。
持ち上げた瞬間や、移動させたり骨壷に入れたりするちょっとした衝撃でぽろぽろと崩れました。
できるだけ崩れないように骨壷に入れ、向きを整えました。

⚠️レオンの遺骨の写真・動画があります↑
頭蓋骨もでかくて骨壷から目が覗いてました。
これでいつでも目が合うね、と思っていました。

四寸(直径約12cm)の骨壷に入れてもらい、レオンが家に帰って来ました。
(写真は2月5日の月命日の時に撮ったものです)
プランの「思い出グッズ」にメモリアルカードというものがあり、そこに写真、名前、生年月日、亡くなった日、四十九日が記載されます。
誕生日はわからないので、出会った日にしました。
四十九日はなんと2月22日、猫の日でした。よくできた話すぎるでしょ。
火葬までは晴れ〜曇り、お骨上げでざあざあ降り。
晴れ男と雨女の夫婦の子だなと思っています。
葬儀を担当してくれた方が「葬儀の日に雨が降るのは故人が大事にされていた証。まだここから旅立ちたくない、という故人の涙が雨になっていると言われている」と話してくれました。
それはリップサービスだったのかも知れないけど、それを受けてまた泣きました。
私たちはレオンを大事にしてきた、愛していたつもりだし、レオンにとっても悪くない一生だったと思ってもらいたい。
まだここにいたいと思ってくれてたらいい。
セレモニーから火葬、お骨上げまでひとまず終わりました。
私も夫もレオンもチロもみんなみんなお疲れ様でした。


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